Keiko's Yokohama Journal

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生理痛がなくなった私の食生活② ~火曜日~

退院後、やっと体が本調子に戻りました

先週の火曜日から2泊3日、検査入院で病院食を食べさせられたせいで便秘になった。病院の食事は白いご飯かパンの炭水化物と、肉か魚の動物性たんぱく質が量としてほぼ7~8割を占めており、お野菜は小さな小鉢1つか2つ程度の非常に栄養バランスが悪いメニューになっているからだ。

お蔭で病院に入院してから早速便秘になり、退院してからは少しずつ便がでるようになったものの、コロコロした硬い便が続いていた。しかし今朝、ようやく普通の硬さの柔らかい便がするりと出たので良かった!!

自宅に戻ってすぐに正しい食生活に戻してからも、体調を本来の状態に戻すには入院した日数分だけかかるようだ。

病院って、体が良くなるために過ごすところなのに、食事のせいで体調が悪くなるようでは、何のために入院しているのかさっぱり分からない。病院食については、色々文句を言いたいのだが、また後日詳しく述べたいと思う。

さて、今日のメニューです!

【朝食】

りんご・パイナップル・キーウィのフルーツサラダ

りんご1個、パイナップル1/4本、キーウィ2個、そして上にかかっているのは、フラックスシード(亜麻仁種)とココナッツフレークです。大皿に乗っているので、こちらも結構ボリュームありますが、消化が良いので、これくらい食べた方が腹持ちがします。

朝、果物に変えてから、この量のフルーツでも、2時間後にはお腹がすいてしまったので、途中でバナナなどを食べてお昼まで過ごしていたが、今はもう慣れてしまったのか、お昼までに間食しなくても、平気になってしまった。どうやら空腹に慣れてしまったようで、お腹がすいても気にならなくなったのかもしれない。

けれども、朝はフルーツであれば、途中で間食しても大丈夫なので、慣れないうちは色んなフルーツを楽しむと良いと思う。

【昼食】

ミネストローネスープ・テンペの野菜サラダ

スープは、非常食用に備えていたレトルトで無添加のミネストローネスープに、キャベツと冷凍のミックスベジタブルを加え、パセリを入れたもの。テンペのサラダは、照り焼き風に煮詰めたテンペに加え、サニーレタス、グリーンレタス、ルッコラ、キュウリ、トマト、ブロッコリースプラウトラディッシュ、そして上に黒ゴマをかけたもの。

これだけで、既に10種類以上の野菜が摂れ、ビタミンだけでなく、ミネラル、食物繊維、たんぱく質だけでなく、カルシウムや鉄分、トマトに含まれているリコピンや大豆に含まれているイソフラボンなど、栄養満点!肉や魚、乳製品などからわざわざ栄養を摂る必要はないのです。

【夕飯】

蒸し野菜・野菜ディップ・ニラ玉・玄米

今日の夕飯は軽めに。温野菜には、人参、ブロッコリー、かぼちゃ、赤ピーマン、サツマイモが入っています。サツマイモには糖質があるので、ご飯と一緒には食べることは避けた方がいいのですが、ほんの数センチ余りがあったので、これくらいなら体に大した影響はないと思い、加えました。

また、卵は動物性食品で、コレステロールも高い食品なので、体の変化をいち早く感じたい人は、最初は食べない方がいいかもしれません。私もこの食生活を始めた最初は数か月間、卵は全く食べませんでした。しかしその後、ビタミンB12を補うため、卵を食べても体調変化が起こるか試したところ、月1~2回程度なら大して変化がなかったので、今はたまに食べる程度です。但し、卵は比較的安全な平飼い卵を使用しています。

卵は栄養豊富と言われ、健康と信じていて、以前は週3~4回も食べていましたが、血中コレステロール値を上げるし、なによりも卵はサルモネラ菌が含まれているリスクもあり、食中毒の原因にもなるので、普段から食べることは絶対にお勧めしません。卵かけご飯も以前は好きでしたが、卵を生で食べるということは、食中毒になるリスクを高めてしまうので、スパッと止めました。それ以降、卵かけご飯を食べたいという欲求はありません。

肉や魚、卵にあって果物や野菜にない栄養素とは?

まだ2日分の記録しか公開していませんが、この通り、肉や魚から栄養を摂らなくても果物や野菜だけで人間が必要な栄養が十分に摂れていることが何となく分かって頂けましたでしょうか....?

但し、野菜や果物にはなくて、肉や野菜などの動物性食品に含まれている栄養素があります。それは先程もお伝えしましたが、ビタミンB12です。私の場合、たまに食べる卵と、健康食品店で売っているニュートリショナルイーストを料理の中で使ってビタミンB12を補っています。

ニュートリショナルイーストは、チーズのような香りがするので、スープやグラタンに入れたりするといいですよ。楽天やアマゾンでも購入できるので、下記にお勧めのニュートリショナルイーストを紹介しておきますね。

生理痛がなくなった私の食生活を公開! ~月曜日~

1週間の食生活を公開します!

以前に書いたブログ「私の食生活が果物・野菜中心になったきっかけ」でお伝えしたとおり、この食生活に一気にガラリと変えた結果、頑固だった便秘がなくなったばかりか、20代から苦しめられた生理痛が、食生活を変えてたった2週間でなくなるという驚異な経験をしました。それでは実際に普段、どのような食生活をしているのか、この1週間の食事の記録を頑張って公表しようと思います。

これを見て、少しでも生理痛や便秘に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

※ちなみにこの食生活は、婦人科系の疾患で苦しんでいる方だけでなく、前立腺がんや大腸がん、血液のがんなどの様々な癌や、高血圧や心臓病、糖尿病、腎臓病や肝臓疾患、認知症などの脳の疾患の予防や改善にも良いと言われています。

【朝食】

柑橘類とアボカドのフルーツサラダ

オレンジ2個、グレープフルーツ1個、アボカド1/2個のボリューミーなフルーツサラダです。柑橘類は本当にすぐに消化されてしまいますが、アボカドはお腹持ちが良いので、これだけ食べればお昼まで大丈夫です。

オレンジやグレープフルーツにはビタミンCはもちろん、カリウムも含まれており、なんとカルシウムも含まれていることをご存じですか?実は野菜や果物にはカルシウム豊富なものもあり、わざわざ小魚や乳製品から取らなくても(そもそも乳製品はカルシウムの補給には全くなりません)、これらの食材だけで栄養が十分摂れるのです。

また、オレンジには葉酸パントテン酸、グレープフルーツにはビタミンB1やB2、B6、そして食物繊維も含まれているのです!

アボカドは「食べる美容液」と言われるとおり、ビタミンCやB2、E、ミネラル、カリウム葉酸など20種類ビタミンが含まれ、女性にとってはうれしい成分が沢山詰まっています。また、アボカドには不飽和脂肪酸があり、悪玉コレステロールの増殖を抑え、血液をサラサラにしてくれます。

これだけでも、もう1日分の栄養素を摂ったような気になるくらい、フルーツサラダからこれだけ多くの栄養が取れるため、たまにデトックスで丸1日、フルーツだけで過ごすことがあります。

【昼食】

イチジク・納豆サラダ蕎麦

果物を食べる時は空腹時で食前の方がいいので、イチジクを先に食べながら納豆サラダ蕎麦をつくっていました。

先週、病院に入院してから、野菜不足の病院食で便秘気味になったため、食物繊維豊富なイチジクをスーパーで購入。ちょうど安かったのですが、物価が上がっている影響で、去年よりも値段は高くなっていました。それでも、このイチジク2個でお値段は250円。イチジクは、他にもペクチンマグネシウム、カルシウムや鉄分まで含まれているので、100円当たりの栄養素を考えると栄養のない便秘薬飲むよりはずっとマシです。

納豆サラダ蕎麦には、レタス、キュウリ、パプリカ、ネギ、オクラ、山芋、ワカメ、エリンギなど数種類以上の野菜をふんだんに使っています!また、蕎麦はうどんと違って食物繊維が入っているから、野菜と納豆と一緒に食べれば意外と夜まで腹持ちします!

【夕食】

写真を撮るのをうっかり忘れてしまいましたので、文字だけ。

メニューは、ブルーベリーと緑黄色野菜が入ったサラダスープ、サツマイモ入りキヌア、そして豆腐とニラ、キャベツ、ネギなどが入った野菜ギョーザでした。

これは実際作ってみると結構ボリュームがあるので、お腹いっぱいになります!

慣れれば野菜と果物だけでお腹いっぱいになれる!

普段から白米やお肉でお腹をいっぱいにさせることに慣れている食生活をしている人にとっては、最初はこのような食生活に慣れないかと思います。しかし、体の変化を感じ始めると、この食生活が快適になり、私の場合は、気づけば野菜と果物だけでお腹いっぱいに感じるようになりました。

これは人によって早く感じる人と、そうでない人がいると思いますが、いきなり3食を全部変えないで、まずは朝食から変えてみて、そこから徐々に変えた方がいいと思います。

 

 

成長した人間は中古車と同じ 放っておくとどんどん悪くなる

2泊3日の入院で感じたこと

今週の火曜日から木曜日の2泊3日、某大学病院にて検査入院をしてきました。不正出血が2回ほど続き、7月には不正出血はなくなっていたものの、念のため子宮体癌にかかっているかどうかを精査するため、子宮内膜全面搔把を受けてきたのです。手術はスムーズに予定通り終わり、術後の痛みもありませんでした。結果は3週間後の外来で分かりますが、癌の可能性はほぼないだろう、という主治医の見解でした。

それよりも驚いたのは、入院初日は6人部屋の中で私を入れてたった3人しか入院していなかったのですが、次の日には更に3人入り、満員に。他の部屋も見てみたところ、ほぼ満室で驚いてしまいました。こんなにも婦人科系の病を抱えている患者さんがいるのか...と。私にとっては、少し衝撃的でした。

医師との会話で彼女たちがどのような病気で入院していたのかが大体分かりますが、一人は卵巣が大きく腫れてしまい、子宮・卵巣摘出の手術を受けることに。もう一人の患者さんはICUから戻ってきた人で、どうやら癌のようで、子宮摘出だけでなく、リンパ節も摘出し、9時間もかかった大手術だったそうだ。私の周りの患者さんはどうやら重い婦人科の病にかかっている人ばかりで、今は特に症状もなく入院しているのは私だけのようでした。

私の主治医が以前、ちらっとおっしゃっていたが、最近では若い人達の子宮関癌が増えているとのこと。そういえば、先日、29歳で既に子宮体癌になり、子宮摘出した人の体験談がYouTubeで出ていたが、彼女だけでなく、子宮癌や乳癌など、若い人達の体験談がYouTubeで結構見られる。これらの病気は本来、更年期を過ぎてから発生するものだと思うのだが、それが若年齢化しているということだ。驚くほどのスピードで。それに対して、厚労省や医療業界などからは何の抜本的な解決策は打ち出されていない。

人間は中古車と同じ


そんな入院している彼女たちを見てふと頭に浮かんでしまったのは、私達人間は、成長が止まった段階で中古車となり、廃車(人間で言えば死に当たる)に向かって日々進んでいる、ということだ。そして、体のどこかが悪くなれば自動車修理工場(病院)に行き、悪くなった部品(臓器)を修理したり、取り換えたりして少しでも寿命が延びるように体を維持させる。そう考えた時、人間というのは何と哀れな生き物なのだ、と感じてしまった。

人間の成長は男性は17~18歳、女性は15~16歳で体の成長が止まるという。かくいう私も15歳までは身長が伸びていたが、それ以降、ピタッと止まり、学校の体力診断テストでも、確か14歳がピークで、それ以降は、50メートル走の記録を見ても、遅くなっていた。そして、20代を超えると徹夜も難しくなり、体力の低下を感じた。

従って、それ以降は、いかに廃車への道を先延ばしにし、健康で長生きするための努力が必要になる。それを間違った食生活や長時間労働などの生活習慣を続けていると、廃車へのスピードが加速化されるのだ。

車は、新車でショールームに置いている限りは新車だ。しかし、一旦購入され、乗り始めた時点で中古車となる。その間に、むちゃな運転をせず、大事に乗り、メンテナンスをしっかりしていれば、中古車は長持ちする。人間もまったくそれと同じである。働きすぎや暴飲暴食などで無茶な生活をせず、正しい食事・睡眠・運動を定期的にしていれば、老化のスピードが落ち、大きな病気をすることもなく、少しでも若々しく健康でいられる時期が延びるのだ。

子供の頃から正しい体のメンテナンス法を知っておくことが重要

子供は親の生活習慣の影響をもろに受ける。特に食事はそうだ。親が肥満だと子供も肥満になったり、親が乳癌になると娘さんも乳癌になるのは、遺伝の要因というよりは、親と同じ食生活を受けていたことが一番の要因であると、アメリカの実験では分かっている。

そういう点では、私はラッキーだった。私が子供の頃には既にインスタントや冷凍食品などの加工品、コンビニもあったが、母親はそういうものはたまに利用する程度で、家には牛乳やヨーグルトさえなかった。ハムなどの加工品を買う時は必ず裏ののラベルを見て添加物がないものを買い、毎日3食、母親の手作りの食事を頂いた。外食は1年に1回あるかないかで、家族でファミレスに行ったことは一度もなかった。

その食生活のお蔭で、私が一人暮らしを始めた時も、気づけば母親とほぼ同じ物を作るようになり、会社に勤務している時でもほぼ毎日お弁当を作って持っていき、週1回外食に頼る程度だった。これは私の母親も含め誰からも言われたわけではない。子供の頃からの食生活が、それが当たり前のように私の中で習慣化していたのだ。子供の頃の親との思い出は嫌なことばかりが多かったが、これだけは感謝している。

しかし、その食生活さえ正しくなかった、ということは以前のブログに記載しているが、それでも私が食生活をガラリを一気に変えられたのは、子供の頃から比較的良い生活習慣を身につけさせて頂いたお蔭ではないかと思う。

これが、子供の頃からパンやピザ、ラーメン、加工食品などにまみれた食生活を送っている人にとっては、食生活を変えることはとてもハードルが高い。自分の体が本当に悪くなって取り返しがつかない時に気づいたり、後悔しても、既に手遅れになってしまっては元も子もない。従って、正しい食生活・生活習慣は子供の頃から身に付けさせることが重要なのだ。

 

 

政府の愚策に乗るな! ~アルコールは百害あって一利なし~

政府が酒税収入増加を狙い、愚策を決行

本日付けのBBCニュースの記事で、こんなタイトルが目にはいった。

国の酒税を増やすために、若者に対して酒をどんどん飲ませようとするとんでもない企画。下手するとアルコール中毒を更に生み出す要因になるかもしれず、このような本当に馬鹿げた政策が政府から出てくるとは、空いた口が塞がらない。日本の政治家はこんな企画を出さないといけないところまで落ちぶれてしまったのか?若者の酒離れを防ぐための愚策のようだが、酒は飲まなくてよい、むしろ飲まない方が絶対に良いので、こんなアホな企画に絶対に乗っからないで頂きたい。

アルコールは依存性のある毒性の高い薬物です


アルコールは血行を良くしたり、気分をリラックスさせてストレスをさせる、また、特に赤ワインはポリフェノールが豊富にあるから体に良い、などと言われているが、はっきり申し上げて、これらの利点よりも、体にあまりに多くの害を及ぼすため、むしろ飲まない方が良い。

アルコールのデメリットはあまりに多く、全部上げるとキリがないので、一部だけ記載しておく。

  • 細胞やDNAを破壊し、老化を早める。
  • 体から重要な栄養素であるビタミンやミネラルを奪うため、心臓病や脳卒中のリスクを高め、アルツハイマー病にかかりやすくなる。それだけでなく、肝障害、高血圧、心疾患、胃腸障害、肝臓がんだけでなく、乳がんや大腸がん、食道がんなどあらゆる種類のがんにかかるリスクが高くなる。
  • 肝臓の細胞を大きく破壊し、肝硬変になりやすくなる。
  • 免疫機能の低下。
  • 睡眠障害うつ病を招きやすくなる。
  • 男性がインポテンツになりやすくなる。
  • 脳が縮む、肌荒れ、太りやすくなる、疲れやすくなる。

...と、あまりにデメリットが多く、飲むメリットよりもデメリットの方がはるかに上回るため、無理して飲む必要は全くないのである。

そもそもアルコールには、炭水化物以外の栄養はない。ポリフェノールを求めるなら果物や野菜を食べればよいのであって、ワインから栄養を求めるべきではない。

がんで亡くなった川島なお美さんの死因はワインの飲みすぎ

2015年にまだ45歳という若さで胆管がんでお亡くなりになった川島なお美さんを覚えているだろうか?彼女は、「私の体はワインでできているの。」と豪語するほどのワイン好きで、かなりの量を飲んでいたと思われる。どうやら「赤ワイン=健康食品」と勘違いしている人が日本では一定数いるようで、こうした誤った思い込みが悲劇を招いてしまう。

また、赤ワインに限らず、他の種類のアルコール類も体に良いものは一つもないので、そのような物に多額のお金を費やすのは、無駄遣いになるばかりでなく、寿命も縮めてしまう。結婚式などの冠婚葬祭などで、たまに少し飲む程度なら健康にさほど大きな影響はないかと思うが、日常的に飲んでしまうと、とんでもないしっぺ返しが来てしまう。

赤ワインを常飲するとがんの罹患率が168%になる!

以下は、フランスの国立ガン研究センターの発表である。

この記事によると、赤ワインの常飲はガンの罹患率を168%も引き上げ、咽頭がん食道がんなどの罹患率も飛躍的に高めるという。

たまにほんの少しだけたしなむ程度なら良いのかもしれないが、健康で長生きしたいのであれば、飲まない方がベストなのである。

そういう意味で、今の日本の若者の飲酒率が低いのは大変良いことなので、この政府の愚策にひっかからないようにして頂きたいと思う。既に若い世代でのガン患者が増えており、全体的に日本のガン患者数は一昔前と比べると飛躍的に増加しているからだ。私の周りでも、ガンにかかった人の話が後を絶たない。私の親の周りでガン患者はほとんどいないのだが、私達の世代は、既に小さい時からファストフードやコンビニを利用しており、冷凍食品などの加工食品も既にあり、パンやハンバーガー、ピザ、ステーキなど欧米スタイルの食事が入ってからずっと添加物や農薬まみれの間違った食生活を続けていたため、ガン患者が飛躍的に増加しているのである。

野菜・果物中心にすると一時的な副作用に見舞われる

食生活を変えたことによって一時的に体調が悪くなる

野菜・果物中心の食生活に変えることによって、不快な症状を経験することがあるという。それは、これまでの間違った食生活によって、体の毒素がどれだけ溜まったかによるそうだが、「ナチュラルハイジーン」著者の松田麻美子氏は、その症状が数年も続いたそうだ。

その症状は様々で、松田氏の場合は、悪臭を放つ軟便、下痢、鼻水や喀痰などが数か月から数年続いてそうだ。他にも、気分や体力の低下、頭痛、吹き出物、肌荒れ、吐き気や胃痛、めまい、頻尿などがあるそうだが、これらは体の解毒作用と浄化作用が開始したために起こる好転反応で一時的なものであると言っている。

私の場合は、便秘が治ったり、生理痛がなくなったりとあまりに大きい変化が一度に起こったので、不快な症状についてはあまり気にも留めなかったが、ガスがやたらに出たのを覚えている。それが人前でもコントロールできないくらいのガスの量で、うっかり出てしまったことが何度かあったが、3か月ほどでおさまった。

他の症状としては、コーヒーを止めたことによる頭痛、そして体重の減少だった。コーヒーを止めたことよる頭痛については、また別の機会で述べたいと思うのだが、体重減少については、当時、子宮筋腫をまだお腹に抱えていたたこともあり、そのせいとも考えられるが、当時48キロあった体重がたちまち46キロ、45キロ、44キロを落ちていき.....、当初の私は体の変化にあまりにも喜んでいたので気づかなかったが、ある日人から「ちょっと痩せすぎになっていませんか?」と言われて、体重を測り始めて、鏡をじっと見て初めて気づいたのだ。

体重が落ちたのは、栄養がきちんと吸収されていなかったから

後で調べてみたところ、体重が落ちた原因として考えられるのは、食生活を変えたことによって、体のエネルギーが解毒作用と浄化作用に向けられているため、普段の活動に使われているエネルギーが生まれてこないことと、そして私の場合は、もともと食べても太らない体質だったことから、腸の消化吸収が上手く働いていなかったことが原因ではないかと思う。

一時期、あまりに病的に落ちてしまったので、周りを心配させることにもなってしまったが、好転反応だと分かっていたのでそのまま続けた結果、今はすっかり体重が戻り、食生活を変える以前よりも肌の血色が良くなって、逆に周りをびっくりさせる結果となった。

これは食生活を変えたことによって、腸の働きが正常になり、栄養をきちんと吸収できるようになったからだろう。今では、過去に頻繁に起こっていた下痢や便秘はすっかりなくなった。体重が増え始めた時は、逆にこれ以上増えたらどうしよう、と思っていたが、今は47キロでピッタリと増加が止まり、それ以上は増えていない。つまり、適正体重になったら、体重はそれ以上増えないのだ。ちなみに私は、この食生活を変えたことで食事の量は全く減らしていない。むしろ増えたくらいなので、それでも体重が増えないとは、なんと素晴らしいことか!(しかし、食べすぎは体重を増やす原因になるので要注意!)

ちなみに、太ってしまった人は、逆に体が痩せ、適正体重になるそうです。食事量の制限がないので、最も健康的なダイエットになります!

途中で諦めてしまったガン患者の友人

この食生活は、既にガンになってしまって人にも良いというので、乳ガンになり、その後、ガンが脳に転移してしまった友人にも勧めた。しかし、残念なことに、看護師という職業柄、常に忙しい状態だったのか、コンビニ弁当を良く利用していたそうで、食生活がかなり乱れていたため、そのせいか、食生活を変えても体に良い反応が全く出ず、むしろ体重が減少する一方だったので、以前の食生活に戻してしまったとのことだった。

ガンの原因は、環境要因や遺伝というよりも、そもそも間違った食生活を長期間に渡って続けるのが最大の要因であるそうだ。たとえ、親がガンにかかっていて子供がその遺伝子を受け継いだとしても、正しい食生活をすることで、ガンの発生を防ぐことができた実験結果がアメリカにあるが、食肉業界などからの圧力があるのか、このような実験結果は公に公表されない。

実際に、末期がん患者がこの食生活に変えたことで、寿命が延びたり、ガンが小さくなったという体験談もあるので、その友人には続けて欲しかったのだが、人間の体はそもそもとても複雑にできているので、全ての人に効果的なのかについては、それは何とも言えない。私も医師ではないので、うかつに続けて欲しいとは言えなかった。しかし、その友人はガンを治療しているにも関わらず、ガンにかかってしまった原因である以前の食生活に戻ってしまったことは何とも残念だ。(しかし、コンビニ弁当だけは止めたようである。それは良かったことだが。)

アメリカではガン患者数が減っているが、日本では増えている

私自身の経験から言えることは、今の現代の食生活、特に欧米型の食事スタイルは明らかに人間の体にとって害ばかりなのだということだ。食生活を変えたことで、自分の体にあまりに大きな変化があったため、これまでどれだけの毒を体に取り入れていたのか、実感として分かる。体が一旦、正常な状態になると、たまに忙しくて加工食品を食べると、体調が悪くなるからだ。

また、アメリカに住んでみて気づいたのは、日本は特に、冷凍食品や加工食品の種類がアメリカと比べても大変多く、総菜の種類も非常に豊富だ。ついつい利用したくなるのだが、裏を見ると食品添加物のオンパレード。デパ地下の総菜も添加物まみれだ。デパ地下の総菜はあまりに美味しそうなので、ついつい寄ってしまうのだが、裏の原材料表示を見て愕然とし、結局は何も買わないで帰ってしまうのが常だ。

添加物の数については、アメリカの方が多いと思っている人が多いようだが、実は日本の方が先進国の中で圧倒的任多く、その種類は1500種類以上あると言われている。(一方でアメリカは133種類、フランスは32種類、イギリスは21種類)既に海外では禁止されている添加物も日本では多く使われている。日本は添加物大国なのである。

今やアメリカでは健康志向が高まったこともあり、ガン患者数が減っているということだが、逆に日本では増加の一方である。高齢化社会になり、今後も医療費がますます膨張する中で、この食に関してメスを入れないと、今の若い人達だけでなく、将来はガンだらけの老人が増えることになるだろう。

ちなみに今日の朝食はこれでした

中身は、オレンジ2個、グレープフルーツ1個、アボカド(大)1/2個。オレンジとグレープフルーツはすぐに消化されてしまうのですが、アボカドを入れることでお腹持ちがよくなります。

 

果物を沢山食べても血糖値は上がらないという事実 ~検査結果が証明~

今日の朝食です

今日もフルーツサラダです。4年前から野菜・果物中心の食生活に変えましたが、今ではもうすっかり慣れました。むしろ、従来の和食や洋食の朝食をすると体の調子が狂ってしまうので、今では食べたいとさえ思わなくなりました。

中身は、リンゴ2個、オレンジ1個、アーモンド、レーズンで、結構ボリュームがあります。最初は、こんなに沢山食べられるか?と思ったのですが、砂糖のような人工的な甘みがないせいか、意外と食べられます。また、果物は消化が良く、お腹もすぐにすいてしまうので、お昼まで持たせるにはこれだけ食べた方がちょうどいいのです。

果物単体で食べる時もありますが、フルーツサラダにした方がボリュームがあるし、色んな果物が食べられるので、ほとんど毎日フルーツサラダにしています。週1回くらい、果物1個とオートミールを食べることもあります。

また、ランチや夕食でも果物を食べる時があります。

これだけ沢山果物食べて、血糖値が上がらないの?!

私もこれを最初は懸念していましたが、これは完全に誤った知識であったことが、自身の体によって証明されました。

こちらは先月、大学病院で受けた血液検査の結果ですが、5番目の血糖値の数値は正常範囲でした。

食生活を変え、4年経った今でもこの数値。血糖値の正常値は70~110mg/dLとされているが、私の数値は80mg/dLで下限に近い数値となっている。

食生活を変える以前でも血糖値は正常範囲内だったが、確か上限に近い数値だった気がするので、それを考えると、果物を食べても血糖値は上がるどころが、逆に血糖値が下がる結果となっているということだ。果物を沢山食べても大丈夫だよ、ということが体で見事に証明しています!

果物は正しく食べないと糖尿病を招く

果物には正しい食べ方がある、ということは前のブログで紹介した「ナチュラルハイジーン」にも記載されていましたが、この本の著者である松田麻美子氏のもう一つの著書「50代からの超健康革命」にその理由が詳しく説明されています。

この本は、50代とは言わずに、全ての年代層で是非読んで頂きたいと思うが、多くの人達がやりがちな「食後のデザート」として果物を食べるのが最も悪い食べ方だそうだ。

その理由をかいつまんで説明すると、食事の後のデザートとして果物を食べると、食事で摂った必要カロリー以上のカロリーを摂取することになり、不必要なカロリーとして脂肪(中性脂肪)に変えて体に蓄積されるため、体内に脂肪が増え、インスリン抵抗が起こり、糖が細胞内へ吸収されず、血液循環の中に留まるとのこと。それをそのままにしておくと、糖が尿中にあふれ、糖尿病になるということである。

この食生活を止めない限り、糖尿病患者は延々と治療薬を飲まされるだけで、むしろ悪化の一途を辿り、根本的な治療にはならないのだ。アメリカでは実際に、野菜・果物中心の食生活に切り替えたことで、血糖値が下がった、とか糖尿病が改善したケースが多々出ているとのことだ。

果物の正しい食べ方とは

ずばり!空腹になっている時に、1回の食事として食べる。特に、朝食に食べるのが一番良い、ということです。

これは、果物から得た栄養がすぐにエネルギーとして使われるため、糖もちゃんと細胞に吸収され、血液の中には回らなくなるので、朝の果物はいくら沢山食べても血糖値が上がることはありません。(但し、食べすぎには注意!どの食べ物についても言えますが。)

既に糖尿病になってしまった人は、果物にキュウリや白菜などの野菜と一緒に食べると良いそうです。詳しくは、これらの本に書かれていますので、是非ご一読いただきたい。

果物は栄養価が高く、デザートとして食べるにはもったいない!

この食生活を始めるまでは、果物の栄養価や効用など考えたこともなく、ビタミンCの補給という認識程度でしたが、以下のような素晴らしい効用があることが分かりました。

他にも、果物によってはバナナのようにカリウムが豊富だったり、ブルーベリーには抗酸化物資であるアントシアニンが豊富、など様々な栄養価があることが認められているが、この様に、朝食に果物を食べるとこれらの効果が存分に発揮されるのだ。食後のデザートとして食べることによって、これらの効果が阻害されてしまうとは何とももったいないことであろうか。せっかく食べるのだから、体にとって最も良い方法で果物を食べてみて、その効果を是非実感頂きたいと思う。

 

 

野菜・果物中心の食生活にすると食費が高くなる?!

私の食生活はこのようにがらりと変わりました

野菜・果物中心の食生活に変えてからたった2週間で体に驚くべき変化を感じたので、そのまま続けました。以下に、私が止めたこと、始めたことについて記載します。

  • 白米⇒有機玄米に変更(米代が高くなりましたが、健康には変えられない!)
  • 肉・魚⇒肉は食べなくなり、魚は月1~2回程度に激減
  • コーヒー⇒ハーブティー穀物コーヒーなどに変更
  • 牛乳⇒オーツミルクや豆乳に変更
  • チーズやヨーグルトなどの乳製品⇒止めました
  • 野菜⇒できるだけ有機栽培の野菜を購入
  • ソーセージやハムなどの加工品⇒止めました
  • パンやパスタなどの小麦粉製品⇒全粒粉のもの、もしくはグルテンフリーのもの
  • 蕎麦⇒十割蕎麦に変更
  • お菓子などの甘い物⇒週1回程度になり、毎日食べなくなりました
  • スーパーに売っているお惣菜や弁当⇒たまに無添加の総菜や、添加物の少ないお寿司を買う程度
  • コンビニ弁当⇒たまに利用していましたが、今は一切購入していない

また、冷凍食品については、添加物があまりに多いため、もともと利用しておらず、購入しても野菜や果物といった素材系のみなので、変化なし。

また、朝食に果物を食べるため、果物の購入が増えたことが大きな変化でした。

野菜・果物中心にすると食費が高くなるのではないか?について

野菜や果物の購入、有機食材が増えたため、食費が高くなってしまうことが一番の懸念でしたが、1か月の食費を合計してみたところ、なんと食生活を変える前とほぼあまり変わりませんでした。それは何故か、と分析してみたところ、以下が要因ではないかということが分かりました。

  • 肉の購入がなくなり、魚の購入も激減
  • スーパーの総菜やお弁当購入の激減
  • 乳製品や加工食品を買わなくなった
  • お菓子やスイーツ購入の激減
  • 果物にお金がかかるようになったものの、見切り品など安くなっているものをできるだけ多く購入し、冷凍庫を活用

当然、玄米や有機野菜に変えたことなどでこれらの食費が高くなってしまったが、上記のように買うのを止めた食品が多いため、結局プラス・マイナスゼロになった、といううことです。

また、有機野菜でも見切り品などを時々利用して、冷蔵庫や冷凍庫を上手に使って保存できるようになれば、野菜の節約にもつながります。

不健康な物に多額なお金を投資していたことに愕然

こうして挙げてみると、自分がこれまでいかにこのような体に悪い物に対してお金を費やしていたかと思うと愕然とする。つまり、自分が病気になるために、一生懸命稼いだお金を使ってせっせとこれらのものを食べていたのだ。

特に私にとってショックだったのは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品。学校給食で毎日牛乳を飲まされ、牛乳は体に良い、カルシウム補給に良い、と学校でも教えられていただけに、これが体のカルシウムを奪う要因になっているだけでなく、生理痛やガンの要因になっていると知り、うちのめされた思いになった。

また、コーヒーの危険性にも驚き、コーヒーはなんと、子宮筋腫のような腫瘍を促す原因にもなっているとのこと。

止めるのが難しかったもの

とはいえ、これらの食品全部において、私がきっぱりと止められたわけではない。

肉や魚、特に肉については、子供の頃から何故かゴムを食べているような感覚であまり好きではなかったため、抵抗なく止められた。魚はもともと調理が面倒だということもあり、面倒くさがりの私にとっては好都合であった。

牛乳や乳製品については、オーツミルクなどの代替品にすぐに切り替えられたので、こちらも抵抗はなかった。

お菓子やスイーツについては、これまで毎日のように食べていたので、止めるのが大変だったが、今は毎日欲さなくなり、週1回程度、添加物がはいっていないものを食べる程度で、普段はナッツや果物で十分になった。

一番難しかったのは、なんとコーヒー、だった!

もともと1日1杯しか飲まない程度だったのに、離脱症状が意外とひどく、大変な思いをした。これについては、また後日詳しく述べたいと思う。

日本の栄養教育は間違いだらけ!

残念ながら、日本の栄養教育は全く当てにならず、栄養士が言っていることはほとんど間違っていると実感している。何年か前の会社の健康診断で、たんぱく質が不足しているから、肉や魚をもっと摂りなさいと言われたことがあったが、かえって体調が悪くなってしまった。

病院での入院食もそうだ。病気を治すために入院しているのに、実際の病院食は、病気の元となりそうな食事のオンパレード。これについても、機会があった時に述べたいと思う。