Keiko's Yokohama Journal

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不穏な世の中こそ人生を楽しむ心がけを

コロナが発症してから既に3年目に入り、なかなか終息しない中で、今度はロシアがウクライナを侵攻、多くの市民や兵士達が毎日のように犠牲となっている。その影響はエネルギーや物価の上昇に跳ね返り、私たちの生活を脅かすばかりか、第3次世界大戦になる可能性も否めず、また、次は台湾や日本が攻撃されるのではないかという恐れの中で私たちは生きている。

 

今、世の中が確実に不確定な先の見えない混乱の中へ進もうとしている。私は気が付いたら、ウクライナやロシア、またアメリカやイギリスなどの情報を集め続け、2時間以上もパソコンやスマホをいじっていることに気づいた。そして、気分がだんだん落ち込んでいったことに気づいた。

 

一方で、旧約聖書エゼキエル書によると、この世の終わりにはロシアが西へ進み、最終的にイスラエルを攻撃するという預言が既に書かれている。既に分かっていたことなので、自分自身では心の準備ができていたつもりなのであったが、それが実際にこんなに早く現実化するかもしれないことを感じた時、ある種の恐れを感じた。そう、私達は既に終末の激動の時代に生きているのである。

 

しかし、実際にはこの世の終わりの時期は神様しか知らず、ひょっとしたら神様は私たちの祈りを聞いて下さり、その時期を延ばして下さるかもしれない。いつ来るのかわからないものに不安を感じて生活するよりも、今というこの時を大切にし、感謝しながら楽しむように心掛けないと、メンタル的にやられてしまう。

 

そこで私は気持ちを切り替え、いざ第三次世界大戦が起ころうが、ロシアが日本を侵攻しても、その時はその時で神様はきっと耐えられる心を与えて下さると信じ、今できること、なすべきことに集中しないといけないということに気づいた。

 

一つ止めたことは、ネットからウクライナに関する情報を集めるのは30分だけと決め、それ以上は見ないことにした。

2つ目は運動をすること。心がどんなに沈んでいても、運動すること。やりたくない気分でも、とにかく外に出てウォーキングをするだけでも、気分が変わる。これは鬱状態になりそうな人や既になってしまった人にもお勧めである。運動は私達のメンタルにものすごくポジティブに作用するのだ。

3つ目は、その日に何か一つだけでも楽しみを見つけること。それは何でもいい。新しいレシピに挑戦するとか、気になったレストランで食事するとか、知らない場所を探索するとか、私の場合は、ピアノで新しい曲にチャレンジしてみる、など色々あるが、こんな世の中になってしまっても、日本はまだ幸いにもこのようなことができる環境にある。いつかそのような生活ができなくなって、ああ、あの時、あれやっておけば良かった、と後悔しないように、悔いのない生活を日々送ることが大事だ。

 

日々の穏やかな当たり前の生活が、コロナ発症以降からもはや当たり前ではなくなった。今後は、色んな点で私たちの生活は制約を受け、ある程度の自由も制限されるかもしれない。なので、今日という2度と戻らないこのかけがえのない日を感謝して、大事に生きていくことが私達一人一人に求められているのかもしれない。