生理痛がなくなり、体調が良くなった私の食生活
毎月やってくる生理痛に悩まされる女性が非常に多いと聞く。実は私もその一人で、20代の頃からひどい生理痛に悩まされていた。
現代はストレス社会になり、食生活も欧米化し、肉や魚などの動物性食品の多様化、油の取りすぎ、運動不足などの要因が考えられるようだが、私の場合、3年ほど前から食生活を思い切って一気に変えたら、1か月で生理痛がピタッと止まってしまったので、ここでシェアしたいと思う。
食事をどう変えたかというと、非常に簡単だ。肉や野菜、乳製品など動物性を避け、果物と野菜中心にしたこと。
簡単なことだが、従来の食生活に慣れてしまっている人にとっては、なかなかハードルが高いようだ。
これまでの私の食生活は以下の通りだった。
朝:味噌汁、白米、納豆または卵、海苔
昼:魚や肉、野菜、白米、ゆで卵が入ったお弁当、または外食
夜:白米またはパン、メインは肉か魚、副菜の野菜(サラダや煮物など)
私はわりと栄養のバランスに気を付けていた方だったので、特にこれで問題ないと信じ、ずっとこの食生活を続けていたが、生理痛はなくならないし、年齢を重ねるにつれて慢性疲労や頭痛などの不定愁訴に悩まされるようになった。
今思えば、この食生活は動物性食品の割合が非常に多い。ちなみに、現在の食生活は以下の通りである。
朝:果物単品だけ、またはフルーツサラダやオートミール
昼:生野菜サラダ、物足りなければ全粒粉パンや玄米おにぎり1個
夜:玄米、味噌汁、野菜中心のメインディッシュ
これをまず2週間続けたところ、その直後に生理が来たが、生理痛が全くなくなっただけでなく、その前兆として起こっていた頭痛が全くなかったので、生理が来たことさえ気づかなかったのだ!
あまりの即効性に驚き、そのお蔭でこの食生活を続けるモチベーションにもなった。
月経量も減り、痛みがないので生理中も快適に過ごせ、また、体も軽くなり、朝早くすっきり目覚めるようになったので、一石二鳥どころか、三鳥、四鳥、である。
これまで飲んでいた痛み止めも必要なくなり、また、便秘もすっかりなくなったのも大きな収穫で、今が人生の中で一番体調が良いと感じている。
生理痛の原因が、まさかこれまで正しいと信じてきた食生活が原因だったとは知らず、これまでの人生を損してしまったと感じているが、これはお金もかからず、やろうと思えばだれでもできる。今からでも遅くはないので、生理痛や不定愁訴に悩んでいる方は是非試していただきたい。