Keiko's Yokohama Journal

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日本が新型コロナ致死率の低さで首位に!

ロックダウンを行わずして死亡率の低さで首位に立った日本

今月20日Bloombergから、日本がOECD諸国の中で新型コロナウィルスによる人口当たりの死亡率の低さで首位に立ったとのニュースがリリースされた。

Japan Low Covid Death Rates Are Model for World - Bloomberg

アメリカや中国を含め、世界各国でロックダウンが行われていた中で、日本だけロックダウンを行わずにして、死亡率を低く抑えることができたのは、これは快挙であると思う。日本は、コロナウィルス対策がきちんとできていると評価が高いニュージーランドをも抜いており、ニュージーランドもロックダウンを行っていたことを考えると、日本のマスコミはこれをきちんと報道するべきだし、もっと高く評価されてもいいのではなかろうか?

日本の死亡率が低い理由

何故、日本の死亡率が最も低くなったのか、その要因として3つ考えられると述べている。

1. 継続的なマスク着用

上記の記事のグラフを見ても分かる通り、日本は緊急事態宣言中であろうとなかろうと、常にマスクを着用しており、その着用率は90%以上、一方でアメリカやイギリスなどの他の国では感染拡大時に一時的に90%近くに達しているだけで、それ以外の時期では50%を大幅に下回っていることがある。やはりマスク着用の効用はあなどれないのだ。

2. 高いワクチン接種率

日本の接種率は全体で81%で、特に高齢者の接種率は、高齢者全体の90%以上と高く、既に2回目のワクチンを終えた人は93%、3回目のブースター接種を終えた人も90%に達している。一方でアメリカの接種率は66%に留まっている。

ワクチン接種による死亡や副作用がSNSなどで拡散しており、特にワクチン接種を拒んでいる若い世代が多いようだが、こちらで調べたところ、ワクチン接種の副作用は、頭痛薬の副作用よりもずっと低い。このことはご存じであろうか?頭痛薬は抵抗なく飲むが、それよりも副作用が低いワクチン接種を拒むのは理にかなっていない。気になる方は、薬による副作用率がネットで出ているので、調べて頂ければと思う。

3. 健康的なライフスタイル

日本は長寿国で他国の食生活を比べると日本の食事はヘルシーなことも影響しているせいか、肥満率は人口当たりたったの5%。一方でアメリカの肥満率は73%というから、日本のライフスタイルも影響しているのだろう。

データを見る上で注意しなくてはいけないこと

この記事を見る限り、非常に喜ばしいことではあるが、一つ見落としていることがある。

それは、ヨーロッパでは、コロナにかかった高齢者や60代以上で基礎疾患のある人はそもそも治療しない、という選択をしているためにその国の死亡率が高くなっている可能性が十分あるということだ。

日本では一時期、コロナの入院患者が増えたために、緊急で運ばれた若い人たちの命も何人か失われている。その失われた命の犠牲の上にこのデータが成り立っていることを考えると、手放しでは喜べない。

正しい食生活と運動で免疫を高める!

今、日本では、ファストフード店が非常に多く、また、加工食品、添加物や農薬にまみれた食べ物ばかりで、一般のスーパーに出ている9割以上がそのような食品ではないかと思われる。その結果、今は若い人達の間でも脳梗塞や癌が確実に増えており、2007年の国立がん研究センターによると、今や日本人の2人に1人が癌にかかるというデータが出ている。

私はこの数年、食に関して色々調べてきたが、その要因として、欧米スタイルの食生活、つまり、肉や乳製品などの動物性たんぱく質の摂りすぎ、既にアメリカやヨーロッパでは使用禁止しているマーガリンやショートニング、添加物などを大量に使用している物を常に食していること、などが大きな要因であると考えられる。これらについては、また別の機会にお伝えできればと思う。

因みに私は、コロナが始まる前から既に食生活を変えており、今では野菜・果物中心で、肉や魚もほとんど口にせず、加工食品やカフェインの摂取を避けている。小麦粉も農薬がひどいので、摂取を控え、食べるのであれば国産小麦または有機栽培の全粒粉にしている。運動はウォーキングと筋トレをほぼ毎日実行。そのお蔭か、それ以来、風邪やインフルエンザにかかることもく、コロナにもまだ一度も感染していない。マスクはさすがに暑くなってきたので、人通りの少ない道を歩く時は外すことがあるが、それ以外は着用している。外出から帰ったら、手洗いとうがいは必ず励行している。

つまり、体の中から免疫力を高め、普段から運動を心がけ、マスクや手洗い、また、密になる場所を避けることで、感染症は十分防げるのではなかろうかと思う。