Keiko's Yokohama Journal

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私の食生活が野菜・果物中心になったきっかけ

きっかけは子宮筋腫だった

今から4年前の2018年、右下腹部の痛みが頻繁に起こるようになったため、日本に帰国してからほとんどお世話にならなかった産婦人科を近くの大学病院で受診。最初はエコー検査だったが、腫瘍が発見されたため、MRI検査をし、その結果、8センチほどの筋腫と、その他小さな筋腫が子宮の周りにできていたとのこと。

2回目の診察の時に診てもらった再診の医師からは、子宮摘出、と一点張りだったので、最初に診てもらった初診の担当医に変えてもらったところ、筋腫が小さいので腹腔鏡手術で取ってもらう話になった。

しかし、これまで一度もお腹を開けた手術をした経験が全くなく、腹腔鏡では穴を数か所開けるだけのものの、やはり抵抗があったため、手術をしないで何とか治す方法がないかと色々探していた。その中で、UAEやFUSも候補に挙がったが、それらを調べているうちにたまたまネットで見つけたのが、松田麻美子著の「女性のためのナチュラル・ハイジーン」だった。

 

 

アマゾンのコメント欄に、この本を実践することで生理痛が軽くなった、とか、筋腫が小さくなった、などのコメントがあったので、藁をもすがる思いで購入した。

病気の原因のほとんどが間違った食生活だと知り、大ショック!

以前のブログにも話したが、私のそれまでの食生活は基本、和食が中心で毎日必ず肉または魚、そして野菜もちゃんと取っており、また牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品も体に良いと信じていて、ほとんど毎日摂っていた。ところがその食生活全てが間違っていたことを知り、大変なショックを受けたのである。

まずは白米。白米は、栄養のあるもみ殻を取った後のものなので、基本、糖質しかなく、栄養はほとんどない、エンプティ―カロリー食品であるということ。

そしてタンパク質を摂るために、肉と魚は必要だと思っていたのに、肉と魚は既にホルモン剤や水銀などに汚染されているため、体のトラブルメーカーとなっており、癌や脳卒中、高血圧などの様々な病気を引き起こしているということ。

そして乳製品!これこそ女性の大敵であり、乳がんや子宮がん、子宮筋腫などの女性疾患の原因となっており、農薬よりもずっと強烈な危険因子であるということ。子宮筋腫は、エストロゲンが原因とされているが、ホルモン剤投与そされた牛肉はさることながら、乳製品にもエストロゲンが含まれた状態で出荷されているので、これらの食品を摂ることによって、私達の体の中のエストロゲンレベルが過剰な状態となるのである。

他にも、コーヒーや油の危険性なども色々書かれているが、詳しくは本書を読んで頂きたい。いずれにしても、私は子宮筋腫を育てるために、毎日せっせとこれらの食品を摂っていた、というわけだ。体に良いと信じていただけに、これには本当に打ちのめされてしまった。

早速、食生活を変えた結果、体が劇的に改善!

この本では、食生活を一度にがらりと変えなくても、まずは朝食から少しずつ変えてみたらよい、と書いてあったが、即効性が欲しかった私は、この本に書かれている1週間のメニュー通りに全て実践した。

最初は、朝の果物だけの朝食に慣れず、すぐにお腹が空いて途中でバナナを食べないとお昼まで持たなかった。また、サラダ中心のレシピにもなかなか慣れなかった。しかし、始めてみて1週間後、すぐに変化が現れた。まず便秘がなくなり、毎日大量の便が出て快腸になったこと、そして2週間後には生理が来たのだが、いつもはPMS月経前症候群)に悩まされ、頭痛などが襲い、生理初日から3日間はひどい生理痛に悩まされていたのが、PMSも全くなく、生理が来たことにも気づかなかったくらいだったのだ!20代初めに生理痛に悩まされることになってから初めて、生理痛なしに快適に生理が送れたのだ。また、おりものがほとんどなくなったことにも驚いた。

これには本当にびっくりし、早速、産婦人科の担当医にこのことを伝えたら、担当医も驚いていたので、この本を紹介した。もともと勉強熱心な医師だったのか、このような一患者の体験を信じて頂いたのか、あれから勉強をした、とおっしゃって下さった。今後の日本の医療に是非活かして頂きたいものだが....。

この食生活を始めて、体の中だけでなく、体形も良くなった!

私の場合、食生活を一気に変えたので、たまに元の食生活に戻ってしまったこともあったが、やはり体調が悪くなるので、自然と野菜と果物中心の食生活になり、今では、サラダを1日でも食べないと、渇望するくらいになった。

朝の果物もすっかり慣れ、今では朝1回食べたらお昼までお腹が空いても気にならなくなった。サラダも沢山食べられるように色々工夫して、スープお味噌汁、サンドイッチ、おにぎりなどを添えると意外と続けられる。また、夜は基本、サラダと和食の組み合わせにしているので、飽きることはない。

それよりも何よりも、この食生活を始めたことで、体の中だけでなく、体のスタイルも良くなり、余分な脂肪が減り、より引き締まった体になったことだった。ウエストが引き締まり、バストは痩せるどころか、バストアップとなり、体にメリハリがが出たことだ。通常のダイエットは、病的に痩せてしまったり、また、痩せたい所にはなかなか痩せず、痩せて欲しくない所が痩せてしまうようだが、この食生活をすると、痩せたい所が痩せ、バストやヒップなど出て欲しいところにはちゃんと肉がつくようになっているようだ。

同じような経験をした人の体験談がこの本にも書かれているが、但し、個人差があると思うので、そこは注意して頂きたい。私の場合は、元々、間違った食生活をしていたとはいえ、子供の頃から母親の手作りの食事を食べ、添加物が入った加工品をほとんど使わず、かつ、マクドナルドなどのファストフード店にも子供の頃に行ったことがなく、比較的健康的な食生活を送っていたため、効果が早く表れたのかもしれない。

従って、子供のころから加工食品や冷凍食品、コンビニ弁当などで乱れた食生活を送っていた人たちにとっては、すぐに効果は出ないようだ。なので、効果が出るまでしばらく続けてみる必要があるだろう。

ちなみに、食生活が野菜・果物に変わったものの、完全にベジタリアンになったわけではない。肉は食べなくなったが、魚は月1回程度でしかも汚染度が低い天然のアジやイワシなどの魚にし、卵も月1~2回くらいで、値段は高いが、放し飼いにしている鶏の卵を使っている。