Keiko's Yokohama Journal

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野菜・果物中心にすると一時的な副作用に見舞われる

食生活を変えたことによって一時的に体調が悪くなる

野菜・果物中心の食生活に変えることによって、不快な症状を経験することがあるという。それは、これまでの間違った食生活によって、体の毒素がどれだけ溜まったかによるそうだが、「ナチュラルハイジーン」著者の松田麻美子氏は、その症状が数年も続いたそうだ。

その症状は様々で、松田氏の場合は、悪臭を放つ軟便、下痢、鼻水や喀痰などが数か月から数年続いてそうだ。他にも、気分や体力の低下、頭痛、吹き出物、肌荒れ、吐き気や胃痛、めまい、頻尿などがあるそうだが、これらは体の解毒作用と浄化作用が開始したために起こる好転反応で一時的なものであると言っている。

私の場合は、便秘が治ったり、生理痛がなくなったりとあまりに大きい変化が一度に起こったので、不快な症状についてはあまり気にも留めなかったが、ガスがやたらに出たのを覚えている。それが人前でもコントロールできないくらいのガスの量で、うっかり出てしまったことが何度かあったが、3か月ほどでおさまった。

他の症状としては、コーヒーを止めたことによる頭痛、そして体重の減少だった。コーヒーを止めたことよる頭痛については、また別の機会で述べたいと思うのだが、体重減少については、当時、子宮筋腫をまだお腹に抱えていたたこともあり、そのせいとも考えられるが、当時48キロあった体重がたちまち46キロ、45キロ、44キロを落ちていき.....、当初の私は体の変化にあまりにも喜んでいたので気づかなかったが、ある日人から「ちょっと痩せすぎになっていませんか?」と言われて、体重を測り始めて、鏡をじっと見て初めて気づいたのだ。

体重が落ちたのは、栄養がきちんと吸収されていなかったから

後で調べてみたところ、体重が落ちた原因として考えられるのは、食生活を変えたことによって、体のエネルギーが解毒作用と浄化作用に向けられているため、普段の活動に使われているエネルギーが生まれてこないことと、そして私の場合は、もともと食べても太らない体質だったことから、腸の消化吸収が上手く働いていなかったことが原因ではないかと思う。

一時期、あまりに病的に落ちてしまったので、周りを心配させることにもなってしまったが、好転反応だと分かっていたのでそのまま続けた結果、今はすっかり体重が戻り、食生活を変える以前よりも肌の血色が良くなって、逆に周りをびっくりさせる結果となった。

これは食生活を変えたことによって、腸の働きが正常になり、栄養をきちんと吸収できるようになったからだろう。今では、過去に頻繁に起こっていた下痢や便秘はすっかりなくなった。体重が増え始めた時は、逆にこれ以上増えたらどうしよう、と思っていたが、今は47キロでピッタリと増加が止まり、それ以上は増えていない。つまり、適正体重になったら、体重はそれ以上増えないのだ。ちなみに私は、この食生活を変えたことで食事の量は全く減らしていない。むしろ増えたくらいなので、それでも体重が増えないとは、なんと素晴らしいことか!(しかし、食べすぎは体重を増やす原因になるので要注意!)

ちなみに、太ってしまった人は、逆に体が痩せ、適正体重になるそうです。食事量の制限がないので、最も健康的なダイエットになります!

途中で諦めてしまったガン患者の友人

この食生活は、既にガンになってしまって人にも良いというので、乳ガンになり、その後、ガンが脳に転移してしまった友人にも勧めた。しかし、残念なことに、看護師という職業柄、常に忙しい状態だったのか、コンビニ弁当を良く利用していたそうで、食生活がかなり乱れていたため、そのせいか、食生活を変えても体に良い反応が全く出ず、むしろ体重が減少する一方だったので、以前の食生活に戻してしまったとのことだった。

ガンの原因は、環境要因や遺伝というよりも、そもそも間違った食生活を長期間に渡って続けるのが最大の要因であるそうだ。たとえ、親がガンにかかっていて子供がその遺伝子を受け継いだとしても、正しい食生活をすることで、ガンの発生を防ぐことができた実験結果がアメリカにあるが、食肉業界などからの圧力があるのか、このような実験結果は公に公表されない。

実際に、末期がん患者がこの食生活に変えたことで、寿命が延びたり、ガンが小さくなったという体験談もあるので、その友人には続けて欲しかったのだが、人間の体はそもそもとても複雑にできているので、全ての人に効果的なのかについては、それは何とも言えない。私も医師ではないので、うかつに続けて欲しいとは言えなかった。しかし、その友人はガンを治療しているにも関わらず、ガンにかかってしまった原因である以前の食生活に戻ってしまったことは何とも残念だ。(しかし、コンビニ弁当だけは止めたようである。それは良かったことだが。)

アメリカではガン患者数が減っているが、日本では増えている

私自身の経験から言えることは、今の現代の食生活、特に欧米型の食事スタイルは明らかに人間の体にとって害ばかりなのだということだ。食生活を変えたことで、自分の体にあまりに大きな変化があったため、これまでどれだけの毒を体に取り入れていたのか、実感として分かる。体が一旦、正常な状態になると、たまに忙しくて加工食品を食べると、体調が悪くなるからだ。

また、アメリカに住んでみて気づいたのは、日本は特に、冷凍食品や加工食品の種類がアメリカと比べても大変多く、総菜の種類も非常に豊富だ。ついつい利用したくなるのだが、裏を見ると食品添加物のオンパレード。デパ地下の総菜も添加物まみれだ。デパ地下の総菜はあまりに美味しそうなので、ついつい寄ってしまうのだが、裏の原材料表示を見て愕然とし、結局は何も買わないで帰ってしまうのが常だ。

添加物の数については、アメリカの方が多いと思っている人が多いようだが、実は日本の方が先進国の中で圧倒的任多く、その種類は1500種類以上あると言われている。(一方でアメリカは133種類、フランスは32種類、イギリスは21種類)既に海外では禁止されている添加物も日本では多く使われている。日本は添加物大国なのである。

今やアメリカでは健康志向が高まったこともあり、ガン患者数が減っているということだが、逆に日本では増加の一方である。高齢化社会になり、今後も医療費がますます膨張する中で、この食に関してメスを入れないと、今の若い人達だけでなく、将来はガンだらけの老人が増えることになるだろう。

ちなみに今日の朝食はこれでした

中身は、オレンジ2個、グレープフルーツ1個、アボカド(大)1/2個。オレンジとグレープフルーツはすぐに消化されてしまうのですが、アボカドを入れることでお腹持ちがよくなります。