Keiko's Yokohama Journal

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政府の愚策に乗るな! ~アルコールは百害あって一利なし~

政府が酒税収入増加を狙い、愚策を決行

本日付けのBBCニュースの記事で、こんなタイトルが目にはいった。

国の酒税を増やすために、若者に対して酒をどんどん飲ませようとするとんでもない企画。下手するとアルコール中毒を更に生み出す要因になるかもしれず、このような本当に馬鹿げた政策が政府から出てくるとは、空いた口が塞がらない。日本の政治家はこんな企画を出さないといけないところまで落ちぶれてしまったのか?若者の酒離れを防ぐための愚策のようだが、酒は飲まなくてよい、むしろ飲まない方が絶対に良いので、こんなアホな企画に絶対に乗っからないで頂きたい。

アルコールは依存性のある毒性の高い薬物です


アルコールは血行を良くしたり、気分をリラックスさせてストレスをさせる、また、特に赤ワインはポリフェノールが豊富にあるから体に良い、などと言われているが、はっきり申し上げて、これらの利点よりも、体にあまりに多くの害を及ぼすため、むしろ飲まない方が良い。

アルコールのデメリットはあまりに多く、全部上げるとキリがないので、一部だけ記載しておく。

  • 細胞やDNAを破壊し、老化を早める。
  • 体から重要な栄養素であるビタミンやミネラルを奪うため、心臓病や脳卒中のリスクを高め、アルツハイマー病にかかりやすくなる。それだけでなく、肝障害、高血圧、心疾患、胃腸障害、肝臓がんだけでなく、乳がんや大腸がん、食道がんなどあらゆる種類のがんにかかるリスクが高くなる。
  • 肝臓の細胞を大きく破壊し、肝硬変になりやすくなる。
  • 免疫機能の低下。
  • 睡眠障害うつ病を招きやすくなる。
  • 男性がインポテンツになりやすくなる。
  • 脳が縮む、肌荒れ、太りやすくなる、疲れやすくなる。

...と、あまりにデメリットが多く、飲むメリットよりもデメリットの方がはるかに上回るため、無理して飲む必要は全くないのである。

そもそもアルコールには、炭水化物以外の栄養はない。ポリフェノールを求めるなら果物や野菜を食べればよいのであって、ワインから栄養を求めるべきではない。

がんで亡くなった川島なお美さんの死因はワインの飲みすぎ

2015年にまだ45歳という若さで胆管がんでお亡くなりになった川島なお美さんを覚えているだろうか?彼女は、「私の体はワインでできているの。」と豪語するほどのワイン好きで、かなりの量を飲んでいたと思われる。どうやら「赤ワイン=健康食品」と勘違いしている人が日本では一定数いるようで、こうした誤った思い込みが悲劇を招いてしまう。

また、赤ワインに限らず、他の種類のアルコール類も体に良いものは一つもないので、そのような物に多額のお金を費やすのは、無駄遣いになるばかりでなく、寿命も縮めてしまう。結婚式などの冠婚葬祭などで、たまに少し飲む程度なら健康にさほど大きな影響はないかと思うが、日常的に飲んでしまうと、とんでもないしっぺ返しが来てしまう。

赤ワインを常飲するとがんの罹患率が168%になる!

以下は、フランスの国立ガン研究センターの発表である。

この記事によると、赤ワインの常飲はガンの罹患率を168%も引き上げ、咽頭がん食道がんなどの罹患率も飛躍的に高めるという。

たまにほんの少しだけたしなむ程度なら良いのかもしれないが、健康で長生きしたいのであれば、飲まない方がベストなのである。

そういう意味で、今の日本の若者の飲酒率が低いのは大変良いことなので、この政府の愚策にひっかからないようにして頂きたいと思う。既に若い世代でのガン患者が増えており、全体的に日本のガン患者数は一昔前と比べると飛躍的に増加しているからだ。私の周りでも、ガンにかかった人の話が後を絶たない。私の親の周りでガン患者はほとんどいないのだが、私達の世代は、既に小さい時からファストフードやコンビニを利用しており、冷凍食品などの加工食品も既にあり、パンやハンバーガー、ピザ、ステーキなど欧米スタイルの食事が入ってからずっと添加物や農薬まみれの間違った食生活を続けていたため、ガン患者が飛躍的に増加しているのである。