Keiko's Yokohama Journal

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子宮内膜全面掻把検査の結果が出ました

わりと不安がなかった検査結果を待つまでの3週間

3週間前に子宮内膜全面掻把という検査を受けてから3週間後経った一昨日、婦人科の外来へ行きました。検査結果は当初の予想どおり、陰性で、子宮にガンは全くないという結果になりました。

元々、ガンという可能性を排除するための検査だったので、結果を待つ3週間はほとんど心配せずに過ごしていましたが、万一のことを考え、子宮がんになったらどのような治療があるのか、など色々調べて心の準備をしていました。

もしガンだったら今後の生活が大変になるだろうな~、余命宣告を告げられたら残りの人生をどのようにして生きよう、など最悪の事態も想定していましたが、これが杞憂に終わりました。

内診が超苦手 ~大阪の産婦人科医でのトラウマ~


通常、子宮体癌の検査であれば、職場での検診や近くのクリニックや産婦人科医院で受けられるのですが、20代の時、大阪の平塚市にある産婦人科医院で、生まれて初めて内診を受けて医師からひどい目に遭ったトラウマから内診が苦手になってしまいました。関西方面では有名な産婦人科だったようですが、この男性の医院長から、まるで物を扱うかのようにぞんざいに扱われ、激痛を味わったばかりでなく、心も深く傷ついてしまいました。今でもその光景ははっきりと覚えています。その医師は、当時、マスコミや雑誌で取り上げられた有名な医院長でしたが、その医院長が必ずしも患者さんにとって良い医師であるとは限らないということをこの時に知りました。

それ以降、私の中では人生の中で産婦人科は最も行きたくない場所となりました。幸い、その後アメリカに渡って良い医師と出会ったお蔭で産婦人科医の悪いイメージは払拭されましたが、それでも何か異常がなければ行くことはなく、特に日本に帰国してからは自ら行くことはなくなり、子宮筋腫がきっかけで現在の主治医と出会うまでは、子宮頸がん検診でさえもずっと受けることはありませんでした。

その私が、子宮体癌検査なんてとんでもないことで、その痛みを想像するだけで失神しそうなので、そのことを理解されている主治医は入院して検査することを勧めました。全身麻酔をするので痛くないということと、子宮体癌検診は一度も受けたことがなかったため、受けておいた方が良いとのことで、受けることにしました。

私が20代の時遭ったひどい経験については、その主治医には話したことはありませんが、内診が苦手であるということは理解して下さり、私が嫌だと思うことは決して無理強いをされないので、信頼できる数少ない医師です。日本の病院で、しかも大学病院でこのような医師に出会えたことはラッキーでした。日本でもこのような医師が増えてくれることを願うばかりです。

通常の子宮体癌検査よりも体への負担がかかる子宮内膜全面掻把

この検査は通常、会社の献身や近くのクリニックで行われる子宮体癌検査で陽性、または擬陽性と出た場合において行われるそうで、内膜組織の一部を取る子宮体癌検査とは違い、子宮内膜全面を剥がすので、それなりに体にも負担がかかります。最初は、主治医の説明不足もあり、てっきり通常の子宮体癌検査だと思っていた私はこれを知った時にかなりびっくりしましたが、ネットで調べたところ、さほど大きな後遺症もないし、わりとすぐに社会復帰できることから、受けることに同意しました。

手術中は麻酔がかかっていますので痛みは全くなく、麻酔から覚めた後もひりひりした感覚が膣あたりに感じていた程度で、出血もあまりなく、翌日退院となりました。

ところが、大変だったのはその後で、退院してから3日後に血の塊が出て、止まりかけていた出血の量が急に増え、しばらく頭痛や倦怠感に悩まされ、食事以外はほぼ横になる日々が続きました。

通常は1週間で出血が止まるようなのですが、私の場合は2週間続き、先週やっと止まりました。今でも体の不調を感じますが、先週ほどではないので、少しずつ回復していると思います。子宮の痛みも今はほとんど感じなくなりました。

念のため、その日の外来は体の鉄分量や炎症を調べるため、血液検査をして病院を出ましたが、鉄分を多く取り入れた食事を心がけていたので、おそらく大丈夫ではないかと思います。

まさかここまで大変なことになるとは予想しなかったので、通常の子宮体癌検査を受けられる方であれば、それに越したことはありません。何か検査で異常があったり、子宮内膜増殖症の疑いがない限り、あまりお勧めできる検査ではありません。けれども、私にとってはガンの疑いはなくなったので、安心して過ごすことができるようになりました。今後も、野菜・果物中心のバランスの良い食事を心がけながら、ガンにならない体を作ろうと思います。