Keiko's Yokohama Journal

生活、仕事、家族、健康、美容、政治や国際情勢などを横浜から発信

仕事がはかどる田園都市線周辺のカフェはあるのか?

今日、横浜で初雪!

朝起きたらなんと、横浜はこの冬初めての雪。気温はその時、まだ4度でしたので、さほど寒いと感じなかったのですが、このブログを書いている10時現在、気温はマイナス1度になり、雪が結構降ってきて、屋根に積もりつつあります。

何故か毎週、金曜日が訪れると電池切れを起こすのか、やる気がなくなったり、体が何だかだるいと感じたりするので、今日はカフェで仕事をしよう!、と思っていたのですが、この寒さと雪で行く気がなくなり、家で美味しいドリンクを飲みながら仕事することにしました。

私は時々、気分転換したり、何か集中して仕事したい時や新しいアイディアを考える時にカフェなどに行って仕事をすることがあります。そこで、これまで何件かカフェを回って仕事をした感想を良い点と良くなかった点について述べたいと思います。

コメダ珈琲店

コメダ珈琲店に行くようになったのは、実はコロナが始まってから。仕事がリモートワークとなり、自宅で仕事するようになってから、気分転換がてらに行ったことがきっかけです。

最初は、ランチで初めて行ったのですが、メニューに移っている写真のイメージとは違い、量が多くてボリュームがあるのに驚き(これを巷では”逆サギ”と言っているようですが)、店員さんの対応も素晴らしくて、それから週に1回行くほどコメダにはまってしまいました。

良い点:

4人掛けのテーブルに座れる

混んでいる時でなければ、リクエストをすると一人でも4人掛けのテーブルに座らせてくれます。パソコンや資料を広げて仕事をすることが多いので、これは大変助かっています!

長居をしても追い出されない

長居をしても、追い出されるどころか、「ごゆっくりどうぞ」なんて言われるので、余計なことに気を使うことなく仕事ができます。私は普段せいぜい3時間くらいで切り上げることが多いですが、時に4~5時間いることもあり、そうなると多少お腹がすいてくるので、その時はコメダへの感謝もこめて、何か軽い食事をオーダーしています。

全席がソファで、全ての席に電源が付いている

コメダで一番いいと思うのは、なんといっても全席がソファの椅子!今ではどこのカフェでも固い木の椅子ばかりが多く、ソファ席があってもテーブルが低くてパソコン作業を長時間するには不向きなので、その点、コメダはテーブルにソファ席なので、長時間仕事してもさほど疲れません。また、全席に電源が付いているので、スマホやパソコンの電源が切れそうになっても安心して仕事ができます。

店内が広々として開放的!

田園都市線にあるコメダ(江田店、長津田店、つきみ野店)は、ビルの中の一室でやっているのではななく、一件丸ごとお店になっているので、店内は天井も高く、フロアも広々としていて、隣の席ともそれ程キツキツではないため、解放感があり、お隣のお客さんが静かに話している程度だと全く気になりません。席の間隔がわりとあるため、パソコンで作業をしていても画面をのぞかれる心配もなく、安心して仕事ができます。

豆乳も選べる

乳製品を避けている私としては、ミルクの代わりに豆乳が選べて、しかも追加料金がないのが大変助かっています。

良くない点:

うるさいことがある

コメダは仕事しに来ている人達も多いので、ランチ時間など混雑の時間を割ければわりと周りもそんなにうるさくなく、仕事に集中できますが、たまに運悪く、前後、隣の席でママ友と見えるグループが後ろの席に座ったり、若いカップルなどが来てガヤガヤ話されると結構気が散ります。そんな時は、耳にイヤホンをして、音楽を聴きながら仕事するといいかもしれません。コメダは家族連れや、学生達も来ることが多いので、特に週末は避けた方がいいかもしれません。(私は週末には絶対に行きません。)

メニューが限られている

メニューについては、サンドイッチや、パスタ、グラタンといった小麦粉をつかった軽食ばかりなので、白い小麦粉をできるだけ避けている私としては、食べられるものが少ないのが難点です。以前、ビーガンを考慮してなのか、全粒粉を使用した大豆バーガーのメニューがありましたが、また復活して欲しいですね。また、アメリカのレストランでは結構ありますが、ライ麦などの全粒粉のパンも扱って選択できるようになるといいですね。

スターバックス

以前、家の近所にスターバックスがありましたが、残念ながら撤退し、それから行くことがなくなりましたが、先日、たまプラーザへ買い物がてら、朝行ってきました。東京都内へ行ったり、都内で誰か人とあったりするときにはよく利用しますが、先日、初めて仕事をするために行ってみました。

良い点:

店内の雰囲気が落ち着いていて静か

スターバックスの店はわりとシックで落ち着いていて、わりと好きです。またうるさいお客さんが来ることは滅多にないので、どの時間帯でも集中して仕事ができるのが一番良い点かと思います。

ドリンクメニューが豊富でミルク以外の選択肢がある

スタバの良いところは、やはりなんと言ってもドリンクメニューが豊富で、ミルクの代わりにオーツミルクやアーモンドミルクが選べること。乳製品を避けている私としては非常にありがたいです!

フードメニューも豊富

たまプラーザ店ではメニューがわりと少ないのですが、以前、横浜店に行ったときは、大豆ミートを扱ったサンドイッチなどビーガン向けのものなどが沢山ありました。スタバは健康志向が割と高い人達もアプローチしているところがいいですね。(但し、やはり添加物が多いので、私はあまり食べませんが。)

良くない点:

席の間隔が狭く、テーブルも小さい

隣同士の席の幅が割とせまいので、隣の人がのぞこうと思えばのぞける距離です。ので、混んでいる時はパソコンで作業するのはあまりお勧めできませんね。また、テーブルが小さいので、パソコンを置くのがやっとで、資料を広げることはできません。

電源のある席が非常に限られている

店舗によると思いますが、たまプラーザ店では電源のある席が数席しかなく、しかも常に混んでいるので、電源のある席に座れる可能性は低いです。仕事や勉強で来る人も多いので、今後や是非電源も増やして欲しいですね。

タリーズコーヒー

タリーズコーヒーはわりと近所にもありますが、スタバと同じで、電源がある席が少ないので、頻度的にはあまり行くことはありません。

良い点:

席の間隔もほどほどにあり、終始静か

店舗にもよると思いますが、私が行っているタリーズでは、コロナになってから席同士の間隔を広げるようになったのか、今では隣の人をほとんど気にすることなく仕事できるようになりました。これは良い改善だと思っています!また、あまりうるさいお客さんが来ることはないので、いつもわりと静かです。(但し、病院内にあるタリーズは患者さんが家族と一緒に来たりすることがあるので、わりとうるさいことがあり、あまりお勧めできません。)

ご飯メニューがある!

これは店舗によりますが、家の近所のタリーズはパスタメニューかサンドイッチしか置いていないのですが、青葉台タリーズにはご飯メニューがありました!しかも大豆ミートを使った健康志向の高い人向けのメニューがあることは嬉しいことです。

良くない点:

電源のある席が限られているまたは電源がない店舗もある

タリーズはリモートワーク向けの人達に向けてあまり力を入れていないような感じですが、こちらもスタバ同様、電源のある席が非常にすくなく、店舗によっては全くない所もあります。

店全体がなんとなく暗く、解放感がない

これは人によって好みや、店舗によって多少違いがあるかもしれませんが、個人的にスタバと比べると、タリーズの方がなんだか暗くて重苦しい雰囲気を感じるため、長居したことはありません。今までせいぜい居ても2時間くらいでした。なので、タリーズへ行くときは、他の店が混んでいて、選択肢がない時だけしか行きません。

分煙になっている店舗が多い

スタバの全店舗禁煙とは違い、タリーズ分煙になっている店舗が多いので、タバコが大嫌いな私にとっては、これもタリーズにあまり行かない理由です。

④銀座和館 椿屋珈琲

こちらは東急百貨店たまプラーザ店に最近できた新しいお店ですが、先月、11時の開店時に合わせて初めて行ってみましたが、意外と良かったです!

良い点:

ランチ時間帯でもわりと静か

こちらは百貨店の中にあることと、お値段が割高のせいなのか、客層もそれなりに良いお客さんばかりで、ランチ時間帯でも大声でガヤガヤ話をする人はいませんでした。意外と落ち着いて仕事ができたので、3時間も居てしまいました!

店内の雰囲気が明るくて開放的

落ち着いた感じのスタバも好きですが、やはり私は明るくで開放的、かつ静かな所が好きで、このお店はその全てを満たしてくれます。窓側の席に座ると、窓側からの景色もいいので、リラックスできます。

メニューにご飯ものあり!

カフェではわりとやっている所が少ない、ご飯もののメニューが幾つかあるのは助かります。この時はカレーを頼みましたが、とても美味しかったです!フードメニューに力をいれている所だと、やはり食事をオーダーしたくなりますね。

良くない点:

電源付きの席は全くなし!

おそらく百貨店内にあるカフェは、そもそもリモートワークを前提としていないので仕方ないことではありますが、パソコンは使えても、電源がある席は一つもありません。

値段する割には量が少ない?

同じカフェでもコメダとは違い、値段が高い割には量が少なめなので、がっつり食べたい人には物足りないかもしれません。

時間制限がある

この店舗では、コロナ対策のため2時間という時間制限が付いているので、長居はできません。しかし、私が来た日はわりとすいていたのか、2時間を超えていましたが、追い出されることはありませんでした。

セルリアンタワー東急ホテル 坐忘

こちらは、渋谷にある東急ホテルのラウンジです。こちらは私の最もお気に入りの場所の一つで、何か大きな計画を立てるときや、頭を整理したい時など、深く物事を考える時などに利用しています。

良い点:

雰囲気が抜群に良く、最高のおもてなしが受けられる

やはり高級ホテルのラウンジの雰囲気は抜群です!広々とした解放感は、やはり他のカフェでは絶対に勝てないですね。また、ホテルスタッフの接客が大変良いので、いつ行っても気持ちがいいです。自宅から遠く、場所も渋谷駅から少し離れているので、頻繁には行けませんが、月1回は行っています。

誰が来ても全く気にならない

席の間隔が非常に広いので、家族連れのお客さんが隣の席に座っておしゃべりされても会話がほとんど聞こえないので、一人の世界にどっぷり浸れます。

食事が最高

高級ホテルだけあって、値段は結構高いですが、味は最高です。また、ドリンク代も1500円以上するものばかりで高いですが、紅茶やハーブティーを注文すると、ポットで持ってきてもらえるので、結構これで長居できます。

とにかくくつろげる!

席も全席ソファーで、外の眺めもいいので、仕事でつかれたら、少し外をみてぼんやりしたり、ホテルのロビー内を歩き回ったり、少しうたたねしてもいいかもしれない。

値段が高くてもそれだけ見合うものがある

ランチ・ドリンクを頼むと軽く3,000円を超えてしまいますが、それでも他の高級ホテルのラウンジと比べると割とリーズナブルな方ではないかと思います。ランチにしては値段が高いですが、私は場所代やサービス料も一緒に払っていると思っているので、全然安い方ではないかと思っています。

良くない点:

このラウンジについては良くない点はないのですが、敢えて上げるとすれば以下の2点でしょうか。

メニューが限られている

ラウンジなので、メニューがサンドイッチかもしくはアフタヌーンティーメニューといった軽食だけに限られているが、東急ホテルの中には他にも中華や和食などレストランが幾つかあるので、しっかり食事をしたい人はそちらを利用するとよいでしょう。

電源がなく、テーブルが低いので長時間作業には向いていない

こちらは全てローテーブルなので、姿勢をかがめないと作業ができません。また、電源もないので、長時間のパソコン作業には向いていません。

 

いかがでしたでしょうか?コロナになってから、カフェ巡りをするようになりましたが、それぞれ一長一短あり、パソコンで長時間仕事をするのにまだまだ完璧な場所はありませんが、目的や作業時間、用途に応じて使い分けると、意外と使えるカフェがあるというのが私の感想です。今やリモートワークが一般的になりつつありますから、今後その人達に向けた充実したサービスが増えてくるといいですね。

 

 

 

 

 

計画通りにやれなくても自分を責めない

注:写真と本人は関係ありません

どうにもやる気が起こらなかった金曜日

2023年が始まってから計画通り着実に物事が進んでいましたが、先日の金曜日はやる気が全くおこらず、ほぼ丸1日さぼってしまいました。

やる気が起こらなかった原因は、その前の夜、何故かほとんど眠れず、睡眠不足で日中眠くて仕方なかったのが原因かと思われます。いつもは寝付きも良いし、睡眠取れているのに、この日は何故眠れなかったのか、原因が分かりません。頭をすっきりさせようと、運動を30分くらいしましたが、それさえも効かないほど、眠気に襲われました。

このような時は、家で仕事しないで外へ出てカフェなどで場所を変えて仕事すると生産性を発揮するのですが、この日の外はとても寒く、外へ出る気になりませんでした。

その結果、午後はまるまる寝てしまい、気が付けば夜近くに。時間を非常に無駄にしてしまったと後悔しましたが、その後も体がなんとなくだるかったので、その日は珍しく9時に布団に入りました。

その日、結局できたことは朝日課としている聖書を読むことと運動くらいで、毎日必ずしているピアノの練習や、読書、その他やるべき仕事は全く手につけられませんでした。後悔しつつ、布団に入り、明日はどうなるだろうかという不安を抱えながら寝ることにしました。

翌朝起きたらスッキリ!

前日は不安はどこへやら、たっぷり睡眠が取れたお蔭で、翌日の朝はウソのように頭スッキリ、土曜日は朝から夜6時近くまで仕事がびっしり入っていたのですが、元気よく過ごすことができ、仕事だけでなく、運動や家事もしっかりこなせました。昨日できなかった仕事は、今日、片づけています。

旧約聖書の哀歌3章に、主の恵みは朝ごとに新しい、という言葉がありますが、まさにそれを体感。昨日という日はもう過ぎてしまったこと。これから起こる今日という日がどんな日になるか、楽しみながら生きようという気力が湧きました。

今考えれば、あの時、思い切って早く寝たのが良かったのだと思います。また、その時に無理して仕事しないことで余計な疲れを蓄積しなかったのも良かったのかもしれません。睡眠不足は本当に調子が悪くなるし、メンタルにも大きな影響をもたらすので、どうしてもやる気が起こらない、体調が良くない時は、休めるのであれば思い切って休むのが早く回復する秘訣ではないかと思います。

予定が狂ってしまっても、とにかく前へ進む

せっかく計画を立てたのに計画倒れになる理由の一つとして挙げられるのは、一度サボってしまうと、自分を責めてしまい、自分はやっぱりダメな人間なんだと思い込み、諦めてしまうことがあるようです。

そういうことになるかもしれないと事前に予測していたお蔭で、金曜日は全く何もできなくても、後悔はあっても、こういう日も必要だと自分に言い聞かせ、責めないように気を付けました。幸い、私のスケジュールは余裕を持たせていて、たとえその日にできなくても後から挽回できるように計画を立てているので、その点が良かったのではないかと思います。

いつも計画倒れになる人に限って、1日びっしり計画を入れたがるようですが、その入れたスケジュールは本当に自分にとって必要なものかどうか、絶対にやらないと困るものなのかどうか吟味する必要があると思います。

本当に仕事ができる人のスケジュールは余裕があると言われています。それは、無駄なことは一切切り捨てて、本当に重要なことだけに集中しているからです。人は色々とやりたがりますが、その中で本当に大事なことはほんのわずかです。それが分かっている人の日々は本当に充実したものになります。

人間は時に体調を悪くしたり、怠けたくなったり、やる気がなくなったりする弱い生き物ですから、それを踏まえた上で慎重に計画を立てることが大事ですね!

日本の平均寿命が下がっている ~人生100年時代は来ないと思う理由~

平均寿命が10年ぶりに降下

昨年に厚労省が公表した2021年の日本人の平均寿命は、女性が87.57歳、男性は81.47歳で、過去最高だった2020年よりも女性は0.14歳、男性は0.09歳縮まった。世界ランキングでは、男性は2020年の2位から3位に転落、女性は1位をかろうじて維持しているが、2位の韓国とは1.07歳の差しかない。

統計を取り始めた1947年から伸び続けた寿命がどうやらここで頭打ちとなったようだ。

その原因として、コロナウィルス感染が原因だと指摘しているが、一方で、癌による死亡者数が昔と比べ減ってきたとはいえ、未だ死因のトップである。また、最近では若い人の癌が増えており、特に大腸がんは20代、30代で発生する割合が高くなり、また、乳癌や子宮がんなどの婦人科系がんも増えている。それだけでなく、これまでは中高年以降に多く発生していた脳卒中くも膜下出血などの脳の病気も若い世代で発生するようになり、今後も若い人たちの患者数が増えるであろうと予想される。

日本の平均寿命=健康寿命ではない

しかし、この日本の平均寿命は疑問を呈するところがある。何故なら寝たきりになって亡くなった人も含まれており、中には回復の見込みがないのにチューブにずっとつながれて何年も生かされている人達も含まれているからだ。

日本は寝たきりが世界で最も多く、男性が9.2年、女性においては12.72年となっており、その人達を除外すると、おそらく男性は78歳、女性は80歳くらいになってくるのではないだろうか?

私が人生100年時代は来ないと思う理由

今や日本政府からも人生100年時代と言われているようだが、それはおそらく来ないだろうと思う。その理由は5つある。

一つは、私の両親や周りの人達を見ても、確かに長生きしているが、ほとんどが90歳になる前に亡くなっており、これがこの先、5年か10年くらいで劇的に変わるとは到底思えない、ということ。

二つ目は、食生活の欧米化で肉料理を食べる量が増え、動物性たんぱく質と脂肪量が劇的に増加し、また、添加物の多い加工食品が劇的に増えている。その結果、若い人たちの癌や脳卒中、糖尿病などの生活習慣病が激増しており、この傾向は今後大きく変わることは考えられない。

三つ目は、食生活や環境などの悪化により、認知症患者も増加、またASL(筋萎縮性側索硬化症)などの難病患者も増加しており、現在これらの病気に対する根本治療がないということ。また、高齢出産の増加でダウン症の子供数が増加しており、彼らの平均寿命が60歳と、一般の人達よりも短いということ。

四つ目は、コロナなどの感染症は今後もなくなることはなく、感染症による死亡者が今後も存在しつづけるということ。

五つ目は、日本では生涯結婚しない人が増加、一人暮らしの高齢者も増加しており、孤独による自殺や孤独死が今後増えると思われる。孤独死の平均寿命は61歳と言われ、平均寿命よりも20歳若い。

以上の理由で、日本人の寿命は80歳くらいと見た方が妥当と思われ、100年時代が来る可能性はまずない、と言ってよいと思う。たとえ全ての癌が治療できるようになって、人類が癌を克服できるようになっても、伸びる寿命はせいぜい長くて3年くらいと推計されているので、癌を克服したとしても、あまり寿命は延びない、ということになる。

なので、現実的に考えると、100年を見据えた生涯設計というよりは、80年、長くても85年くらいが妥当ではないかと考える。

 

 

 

 

人生の後半で転落する人達の傾向

旧約聖書から読み取れる人間の転落人生

今日は、今朝読んだ聖書の箇所から気づいたことをシェアしたいと思います。

旧約聖書の歴代誌第二の後半では、ユダ王国の悪王によって王家の血筋であるダビデの家系が根絶やしにされる危機に見舞われる。しかし、24章では神様と共に忠実に歩んでいた祭司エホヤダによって、ユダ王国第8代目になるヨアシュ王を赤ん坊の時から教育したお蔭で、ヨアシュ王は神様の目にかなうことを行い、彼の祖母アタルヤによってめちゃくちゃにされた神の宮を修復した。そこでは絶えず全焼のささげ物が献上されるようになり、ユダ王国は再び安定した時代を迎えた。

ところが、その祭司エホヤダが亡くなった後、ヨアシュ王はまるで反旗を翻すかのように神様から離れ、偶像礼拝に傾注するようになった。それだけでなく、祭司エホヤダの子であるゼカリヤがヨアシュ王に対して戒めを与えたため、自分に尽くしてくれたエホヤダの息子ゼカリヤを殺してしまったのだ。

結果、ユダ王国は再度、敵から狙われるようになり、アラムの軍勢が襲い、大きな痛手を負ったばかりか、ヨアシュ自身が重症を負い、ゼカリヤの敵討ちとしてなんと女性達の手によって殺されてしまった、というなんとも悲惨な人生の最後になってしまったのです。

人生の後半で落ちぶれる人の特徴

日本人の著名人や企業人などでも多くみられますが、若い時は人に尽くし、それなりに尊敬を得られ、安定した人生を送っていても、人生の後半で落ちぶれてしまう人がいます。エホヤダもその一人で、彼の父アハズヤ王も同じ人生を辿りました。歴代誌に出てくるユダの王達の人生を見ると、彼らの心が神様から離れる時に人生の転落が起こっていることが分かります。

では何故、ヨアシュ王は祭司エホヤダが生きている間は正しく生きられたのに、エホヤダの死後は転落していったのか?それは祭司エホヤダをただ喜ばせようとして生きていただけで、神様との個人的な関係がなかったからと思われます。

赤ん坊の時からエホヤダにお世話になっていたので、ヨアシュ王にとってはエホヤダは親のような存在だったのでしょう。とにかく子供は親を喜ばせようとして必死になります。いわゆる、「いい子ちゃん」だったのかもしれません。

この「いい子ちゃん」、親にとっては扱いやすい子供でいいのかもしれませんが、自分の意志を無意識のうちに押し殺しているため、他人によって人生が振り回されてしまいます。

実際、エホヤダが亡くなった後、偶像礼拝を続けているユダの首長の願いをヨアシュ王は簡単に受け入れてしいました。もはやエホヤダという後ろ盾がいなくなった後、自分の中で正しい判断基準がないため、他人の意見にいとも簡単に流されてしまったのです。

たとえ親や指導者がどんなに立派でも、その子供が同じ人生を辿るとは限りません。何故なら、人間には皆、自由意志があるからです。同じことを教えても、ある人は100%理解するが、別の人は半分も理解していないことがあります。エホヤダは常に神様に従うようにヨアシュ王を教育したと思いますが、それが根付かなかったということを考えると、親として、教育者としての人間の限界を感じざるを得ません。

人間の傲慢さは年を重ねるごとに現れてくる

また、エホヤダが生きていた間は見えてこなかった、彼の人間としての傲慢さがここで出てきたとも思えます。人間は年を取るに従い、新しいことを吸収しなくなり、過去の栄光を懐かしんだりして心が頑なになり、自分が正しいと思うようになるようです。私達は、普段からよほど気を付けていないとこのような傲慢さの罪がうっかり顔を出してしまう程、傲慢さの罪は私達人間の中に根強く張り付いているのです。

このように私達人間は、自分の罪深さを自覚していないと堕落しやすい性質を持っているため、年を重ねる程、敬虔に生きることが難しくなるのです。ですから、日々、聖書を読んで神に従い、神の力を頂いて生きる必要があるのです。

だらけそうになる自分を食い止めるには

自分に打ち勝つことが最も偉大な勝利である

これはプラトンの言葉であるが、今年の目標・計画を立てたのはいいものの、今日はやりたくない、という一瞬の「間」が来る。年が明けてから計画通りに実行できてはいるが、ふと、さぼりたいという気持ちがよぎる時がある。

人間の欲望として「怠ける」というのがあることもご存じだろうか?人間は、放っておくと何かと理由をつけて楽な方、楽な方へいく傾向が強い。これは食欲や性欲、むさぼり、傲慢さなどの欲望と同じレベルで非常に強烈な欲望なので、自分でよほど自覚していないと制することが非常に難しい。

旧約聖書箴言では、怠惰さについて非常に沢山書かれており、怠け者の末路についてはっきりこう述べている。

  • 勤勉な者の手は支配するが、無精者は苦役に服する(12章24節)
  • 怠け者の心は欲を起こしても何も得ない。勤勉な者の心は豊かに満たされる。(13章4節)
  • 怠け者は冬に耕さない。刈り入れ時に求めても、何もない。(20章4節)
  • 怠け者の欲望はその身を殺す。その手が、働くことを拒むからだ。(21章25節)

これらは聖書に書かれている怠惰に関する記載のほんの一部であるが、これだけ怠惰について書かれているということは、人間がいかにどうしようもない怠け者であるかという現われなのであろう。

また、できない言い訳を人間はいとも簡単にしてしまい、自分を正当化してしまう。それに対する警告が同じ箴言の26章13節にこう書かれている。

怠け者は、「道に獅子がいある。広場に雄獅子がいる」と言う。

聖書は人間の本質を見事についており、怠け者の未来は決して明るくなることはないと断言している。


さぼりたくなった時の対処法

これは私自身に対する警告でもあり、日々聖書を読んでいることでこのような知恵に触れることができるのは大きな恵みである。では、さぼりたくなった時に私はどうしているのか、それは事前にさぼりたくなった時や計画どおりにいかなかった時のためのバックアップ計画を作っているからだ。

人間は聖書で述べている通り、不完全で罪深い人間であるから、全てを完璧にこなせる人はこの世界で誰一人いない。だからこそ、自分の不完全さや罪を認めることから先ず始め、そこから神様の助けを借りて対策を打っておけば、この上ない力を発揮できると私は信じている。

では、私はどうしているか?その例を3つあげてみよう。

①1日の計画に余裕を持たせる

昨日の例を挙げると、朝、寝過ごしてしまい、運動する時間がなくなってしまったが、午前中の空いている時間を狙って運動をした。私の1日の計画は、時間を小刻みにぎっしり入れているわけでなく、不意の出来事も考慮して、ある程度のバッファーを設けているので、このような事ができるのだ。また、これは他の仕事を予定より早く終わらせることで対処できることもあり、仕事を早く終わらせようとする気持ちが働き、仕事の効率が上がるので、予定が多少狂っても逆に奮闘するきっかけになる。

②気乗りしなくても、とりあえずちょっとだけやってみる

また、人間はその日によって気分や体調のムラがあったりする。なんとなく疲れている時などはピアノの練習に気乗りがしないことがあるのだが、それでも全く弾かないよりはマシ、1回だけでもサラッと弾くだけでも練習したことにしようとして、とりあえずピアノに向かうことにしている。けれども、一旦ピアノに向かうと自然と癒されて、気が付けば1時間も練習していた、ということもザラにあるので、私はやりたくない時でも、とりあえずここだけやる、とか、5分だけ、とかとりあえず決めてやるようにしている。とりあえずやってみて、それでも気乗りしない時は、そこで終了だ。しかし、今までこのようなことになったことはない。最初は嫌でも、とりあえずやってみると意外と気乗りするようだ。

たとえ少ししかできなかったとしても、こうすることで、全くやらなかった、できなかった、という罪悪感がないため、次へのタスクへの意欲も湧き、計画倒れになることを防ぐことができるだろう。

➂祈る

祈りも非常に効く。私はやりたくない時やさぼりたくなった時、神様に対して「神様、今、私にこのようなことをして欲しいですか?」と聞くようにしている。そうすると、不思議とやるべきことが示され、それをこなす意欲も与えられる。祈りの力は絶大である!

 

さぼりたくなった時の対処法は人それぞれだと思うが、本当の自分は一体どんな人間なのかをよく見極め、それに合った対処法を考えるとよいと思う。

このブログが少しでも皆さんに気づきを与え、励ましとなれれば幸いです。聖書には、人間について本当に面白いことが沢山書かれていますので、気乗りしなくても、とりあえず読んでみてはいかがでしょうか?!

 

 

重税は国を二分する


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言葉慎重な菅元総理が岸田総理に対して苦言

先日、菅元総理が岸田総理に対して、総理になっても派閥の会長を続けており、国民の為ではなく、派閥の為に汗を流している、との苦言を呈していたとのニュースがありました。

私個人的には、菅元総理は言葉を非常に選んで慎重に発言する人だと感じており、このような人が公の場で岸田総理に対してあのような発言をするのは、よほどのことなのだろうと思いました。

岸田総理も彼なりに一生懸命やっているとは思いますが、その方向先を間違えると、国民をとんでもない方向へ導いてしまう、ということは過去の歴史や旧約聖書にも書かれている通りです。

特に最近、私が懸念しているのは、増税。防衛費だけでなく、少子化対策など子供関連予算の倍増の財源も議論されているようで、今の日本を考えると、確かにこれらの財源も必要ではあるが、しかし、これを増税したところで、今現在、生活に苦しんでいる人達の生活が改善されることはなく、むしろますます苦しくなるばかりです。


重税による今後の日本の行方

ただでさえコロナ前から日本では貧困化が進み、それにコロナが追い打ちをかけ、企業や飲食店などの倒産、失業が後を絶たず、政府からの補助金生活保護などが全ての人にいき渡っている状態ではない。そんな時に、更に国民に重税を課すことになれば、将来、国は二分されることは避けられないであろう。

旧約聖書の歴代誌第二の10章では、イスラエルの民の一人であるヤブロアムがソロモン王の後継者レハブアムに対して民の負担を軽くするように苦情を申し立てたところ、レハブアムはそれを却下しただけでなく、更なる苦役に課した、という実話がある。

実は彼の父、ソロモンの時代に主の宮の建築と王の宮殿を立てるという建築事業が強力に推し進められていた。それらの建物は絢爛豪華を極め、イスラエルの繁栄は最高潮に達し、諸外国からも一目置かれる存在となった。しかし、そのソロモンのこの上ない栄華の裏には、民の重税と苦役があり、実際、この栄華は民の大きな犠牲によって成し遂げられたのである。

従って、ソロモンは神様に導かれるよりも、力ずくで民を無理やり働かせていたことが伺われる。その民に報いることなく、更なる重税や苦役に課すことになった結果、後の歴史も証明している通り、イスラエルは2つの国に分裂してしまい、後にアッシリアの登場でこの分裂した2つの国も消滅してしまった。

この旧約聖書を読むと、今の日本の状況にあまりに似ており、将来、この日本も同じ道を辿るのではないかと懸念している。

防衛費などの増税も視野にいれつつ、今、日本政府でやるべきことは、菅元総理もおっしゃっているように、国民の声をしっかり聞き、国民の為に働くことであろう。まずは今、困っている人達を救済し、仕事を与え、税収を増やし、国内を強固にするべきではないかと思う。税収が増えない中で、やれ防衛強化だ、少子化対策だ、と声高に言ったところで、多くの国民にとっては危機感よりも、負担としか感じられず、更なる反発を産むだけではなかろうか。

人生の目標を立てる上で本当に必要なことは

目標倒れに終わらないための計画を作りました!

2023年に入って早くも1週間が経ちました。新年明けましておめでとうございます。今年はどのようなお正月を過ごされましたでしょうか?

私は、1日の朝、東京の代官山の教会の礼拝に出席後、そのまま渋谷駅近くまで歩き、セルリアンタワーのホテルで新年を過ごし、そこでじっくり時間をかけ、今年の計画を立てました。目標は既に年末に立てており、ここでは具体的なアクションプランを綿密に、しかし、何かがあった時も考慮してざっくりしたプランを立てました。

去年の反省から計画までを約1週間ほどかけて今年の目標を作りましたが、何故そこまで時間をかけたのか、それは、昨年の目標がことごとく未達成だったからです!

これにはさすがに自分もショックでしたが、何故未達成になってしまったのか、それは実行可能なプランをほとんど立てていなかったからです。

実はこれは今回が初めてのことではないので、さすがにこれはダメだ、ということにようやく気付き、今年は慎重に吟味し、目標や計画を立てました。お蔭で、年が明けてから1週間経ちましたが、今の所、ほぼ計画通りに実行できています。

目標設定の仕方、計画の立て方については、様々な書籍などを読んだお蔭で実行可能なプランになりました。これについては、機会がありましたら、別でお話したいと思います。

目標を立てる上で最も重要なこととは

そんな中で、正月3が日の最後の日の3日、旧約聖書の歴代誌を読んでいたところ、自分にはっきり示されたことがありました。それは、神を知るための知識や知恵を求め続けなくてはいけない、ということでした。

最近の傾向として、世の中の不確実性や不安が高まっているせいか、ネットや書籍などではこの世で働く為の知恵や知識、お金を沢山稼いだり成功するための知識を求めるものが異常と言える程に多くなっているのは、前のブログでも述べました。

そんな中で、人間はあらゆる自分の願望や欲望を目標とし、それに向かって頑張ることが美徳とされており、それが私達を幸せにして満ち足りた生活を送ることが約束されていると思い込んでいる人達が非常に多いように思います。お金を稼いだり、願望をかなえること自体は悪いことではありません。そういった情報も役に立つことがあることも分かっています。しかし、それが行き過ぎたり、お金に執着するようになると問題が起こります。また、お金を沢山稼いだり、成功したところで、最終的にはイエス・キリストを信じない限り、私達は最終的には天国へ行くことができません。

人の計画や願望に関して、旧約聖書箴言19章21~23節ではこう述べています。

 

人の心には多くの思いがある。しかし、主の計画こそが実現する。

人の欲望は自らへの辱め。貧しい人はまやかし者にまさる。

主を恐れるなら、いのちに至る。満ち足りて住み、わざわいにあわない。

 

つまり、私達には多くの願望や計画があるが、所詮、それが主の御心でなければ実現しないということ、そして、私達にとって本当に満ち足りた人生というのは、神様を恐れることから始まる、ということです。

何故なら、神様は全知全能であり、私たちの知識や知恵をはるかに超えられているからで、この神様の中に、私達がこの世で生きるためのあらゆる知恵と知識の宝が全て隠されているからです。

しかし、これはあくまで人間による知恵や知識を排除するものではありません。私達の中には、本当に知恵に満ち溢れている人達も存在し、私も実際に何人かそのような方達を知っています。そして、そのような方たちからのアドバイスや助言も大事です。しかし、彼らの助言や著名人による名言などは結構、聖書の言葉から来ていることが非常に多いです。また、彼らも所詮人間ですから、この世をお創りになった全知全能の神様の知恵や知識には絶対にかなわないわけです。

私の場合、メンターとして慕う友人や、信頼できる人から助言を受けることがありますが、最終的には、これが自分にとって神様が望んでいることかどうかを吟味します。つまり、最終決定権は神様であり、これは神様を深く知らないと、本当に自分にとって最善の決定はできないわけです。

正月3が日に改めて、このような事を示してくださった神様には感謝です。今年は、神様の力を借りて、目標を達成したいと思います!

また、このブログを読んで下さった皆様の一人でも多くの人達が、神様を知りたいという思いが起こされるように、お祈りしています!

今年もどうぞよろしくお願いします。

注意:ここで述べている聖書とは正統派プロテスタントが使っている聖書を指し、統一教会モルモン教エホバの証人といった異端の教えや聖書とは全く関係ありません。