Keiko's Yokohama Journal

生活、仕事、家族、健康、美容、政治や国際情勢などを横浜から発信

私の食生活が野菜・果物中心になったきっかけ

きっかけは子宮筋腫だった

今から4年前の2018年、右下腹部の痛みが頻繁に起こるようになったため、日本に帰国してからほとんどお世話にならなかった産婦人科を近くの大学病院で受診。最初はエコー検査だったが、腫瘍が発見されたため、MRI検査をし、その結果、8センチほどの筋腫と、その他小さな筋腫が子宮の周りにできていたとのこと。

2回目の診察の時に診てもらった再診の医師からは、子宮摘出、と一点張りだったので、最初に診てもらった初診の担当医に変えてもらったところ、筋腫が小さいので腹腔鏡手術で取ってもらう話になった。

しかし、これまで一度もお腹を開けた手術をした経験が全くなく、腹腔鏡では穴を数か所開けるだけのものの、やはり抵抗があったため、手術をしないで何とか治す方法がないかと色々探していた。その中で、UAEやFUSも候補に挙がったが、それらを調べているうちにたまたまネットで見つけたのが、松田麻美子著の「女性のためのナチュラル・ハイジーン」だった。

 

 

アマゾンのコメント欄に、この本を実践することで生理痛が軽くなった、とか、筋腫が小さくなった、などのコメントがあったので、藁をもすがる思いで購入した。

病気の原因のほとんどが間違った食生活だと知り、大ショック!

以前のブログにも話したが、私のそれまでの食生活は基本、和食が中心で毎日必ず肉または魚、そして野菜もちゃんと取っており、また牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品も体に良いと信じていて、ほとんど毎日摂っていた。ところがその食生活全てが間違っていたことを知り、大変なショックを受けたのである。

まずは白米。白米は、栄養のあるもみ殻を取った後のものなので、基本、糖質しかなく、栄養はほとんどない、エンプティ―カロリー食品であるということ。

そしてタンパク質を摂るために、肉と魚は必要だと思っていたのに、肉と魚は既にホルモン剤や水銀などに汚染されているため、体のトラブルメーカーとなっており、癌や脳卒中、高血圧などの様々な病気を引き起こしているということ。

そして乳製品!これこそ女性の大敵であり、乳がんや子宮がん、子宮筋腫などの女性疾患の原因となっており、農薬よりもずっと強烈な危険因子であるということ。子宮筋腫は、エストロゲンが原因とされているが、ホルモン剤投与そされた牛肉はさることながら、乳製品にもエストロゲンが含まれた状態で出荷されているので、これらの食品を摂ることによって、私達の体の中のエストロゲンレベルが過剰な状態となるのである。

他にも、コーヒーや油の危険性なども色々書かれているが、詳しくは本書を読んで頂きたい。いずれにしても、私は子宮筋腫を育てるために、毎日せっせとこれらの食品を摂っていた、というわけだ。体に良いと信じていただけに、これには本当に打ちのめされてしまった。

早速、食生活を変えた結果、体が劇的に改善!

この本では、食生活を一度にがらりと変えなくても、まずは朝食から少しずつ変えてみたらよい、と書いてあったが、即効性が欲しかった私は、この本に書かれている1週間のメニュー通りに全て実践した。

最初は、朝の果物だけの朝食に慣れず、すぐにお腹が空いて途中でバナナを食べないとお昼まで持たなかった。また、サラダ中心のレシピにもなかなか慣れなかった。しかし、始めてみて1週間後、すぐに変化が現れた。まず便秘がなくなり、毎日大量の便が出て快腸になったこと、そして2週間後には生理が来たのだが、いつもはPMS月経前症候群)に悩まされ、頭痛などが襲い、生理初日から3日間はひどい生理痛に悩まされていたのが、PMSも全くなく、生理が来たことにも気づかなかったくらいだったのだ!20代初めに生理痛に悩まされることになってから初めて、生理痛なしに快適に生理が送れたのだ。また、おりものがほとんどなくなったことにも驚いた。

これには本当にびっくりし、早速、産婦人科の担当医にこのことを伝えたら、担当医も驚いていたので、この本を紹介した。もともと勉強熱心な医師だったのか、このような一患者の体験を信じて頂いたのか、あれから勉強をした、とおっしゃって下さった。今後の日本の医療に是非活かして頂きたいものだが....。

この食生活を始めて、体の中だけでなく、体形も良くなった!

私の場合、食生活を一気に変えたので、たまに元の食生活に戻ってしまったこともあったが、やはり体調が悪くなるので、自然と野菜と果物中心の食生活になり、今では、サラダを1日でも食べないと、渇望するくらいになった。

朝の果物もすっかり慣れ、今では朝1回食べたらお昼までお腹が空いても気にならなくなった。サラダも沢山食べられるように色々工夫して、スープお味噌汁、サンドイッチ、おにぎりなどを添えると意外と続けられる。また、夜は基本、サラダと和食の組み合わせにしているので、飽きることはない。

それよりも何よりも、この食生活を始めたことで、体の中だけでなく、体のスタイルも良くなり、余分な脂肪が減り、より引き締まった体になったことだった。ウエストが引き締まり、バストは痩せるどころか、バストアップとなり、体にメリハリがが出たことだ。通常のダイエットは、病的に痩せてしまったり、また、痩せたい所にはなかなか痩せず、痩せて欲しくない所が痩せてしまうようだが、この食生活をすると、痩せたい所が痩せ、バストやヒップなど出て欲しいところにはちゃんと肉がつくようになっているようだ。

同じような経験をした人の体験談がこの本にも書かれているが、但し、個人差があると思うので、そこは注意して頂きたい。私の場合は、元々、間違った食生活をしていたとはいえ、子供の頃から母親の手作りの食事を食べ、添加物が入った加工品をほとんど使わず、かつ、マクドナルドなどのファストフード店にも子供の頃に行ったことがなく、比較的健康的な食生活を送っていたため、効果が早く表れたのかもしれない。

従って、子供のころから加工食品や冷凍食品、コンビニ弁当などで乱れた食生活を送っていた人たちにとっては、すぐに効果は出ないようだ。なので、効果が出るまでしばらく続けてみる必要があるだろう。

ちなみに、食生活が野菜・果物に変わったものの、完全にベジタリアンになったわけではない。肉は食べなくなったが、魚は月1回程度でしかも汚染度が低い天然のアジやイワシなどの魚にし、卵も月1~2回くらいで、値段は高いが、放し飼いにしている鶏の卵を使っている。

 

 

統一教会から家族を脱会させるにはプロテスタントの牧師が必要

身内だけで旧統一教会の信者を説得するのは無理!

先週のABEMA Primeで、旧統一教会の信者だった母親を脱会させ、その後弁護士になった男性の動画が配信されました。以下の動画がそれです。

その男性は、サムネに出ている左側ではなく、右側の顔の出ていない方であるが、彼によると、彼の母親が旧統一教会と関わったきっかけは、信者が何度も印鑑販売に母親のもとを訪れ、その時に母親がつい家族内のトラブルを話したのをきっかけに相談を受けるようになり、次第に勧誘されるようになったそうだ。

その後、母親は印鑑だけでなく、壺、高齢人参などを購入し、ビデオセンターに出入りするようになり、深入りしていったという。

統一教会は、非常に巧みな方法で勧誘してくる。まずは教会の名前を明かさないで、人を勧誘する。相手が少しでも弱みを見せると、その弱みに付け込み、信じないと地獄に落ちると言い続けて恐怖心を植え込み、お金を貢ぎ続けないと救済されない、というようなことを平気で伝え、人々を思考停止の状態に陥らせるのだ。このやり方は、オウム真理教と良く似ている。

家族が説得しても脱会しないのは、本物の聖書との矛盾を突けないから

先日のブログにも記載したが、日本人は宗教リテラシーが非常に低く、特にキリスト教になるとリテラシー率がほぼ皆無といっていいくらい低い。(また、正統派キリスト教の信者であっても、残念ながら、教会だけ通っている、いわゆる「日曜クリスチャン」も多々存在するため、本当の聖書を教えをきちんと説明できる人は少ない。)

そのような宗教リテラシーの低い人達が、単におかしいから、怪しい宗教だからやめなさい、と何度説得しても説得力がないのは当然だ。旧統一教会の信者にとっては、悪魔の攻撃に遭っていると信じているため、返って彼らの信仰心を強めてしまい、聞く耳を全く持たなくなるのである。だれでも、自分が正しいと信じてやまないものを真っ向から否定されたら、抵抗感を感じるだろう。それは自分が正しい!と、ますます意固地になるだけ。それと同じなのだ。

従って、旧統一教会ではこう言っているが、聖書によるとこう言っているから、明らかに違うよね?、ときちんと論理だてて教義の矛盾を突くことができる人が必要なのである。それがプロテスタントの牧師であり、身内や弁護士でさえも説得は無理なのだ。なので、弁護士に脱会の相談すると、牧師を紹介してもらえるそうだが、これは弁護士でも説得は無理、の裏返しなのである。

プロテスタントの牧師たちが声を上げ始めました!

ここ最近、プロテスタントの牧師達が旧統一教会に関する動画をYouTubeで見かけるようになった。その内容には、旧統一教会がどのような宗教なのか、何故危険なのか、騙されないようにするにはどうしたらよいのか、といった内容が中心なのであるが、昨日、たまたま見つけた大阪の岸和田の教会で牧師をしてる松本章宏牧師の動画の内容が衝撃的だったので、下記の動画を是非見て頂きたい。

タイトルはなんと、「統一教会の方は絶対に見てください!統一教会の中の人へ伝えたいこと」。つまり、旧統一教会の信者へ直接向けたメッセージである。

このようなあからさまに旧統一教会を否定する動画を出すと、教会信者から嫌がらせをされたり、命を狙われたりする危険性もあるかもしれないのに、それも顧みず、一人でも多くのカルト宗教にはまっている人達を助けるために、松本牧師は動画を配信されたのだ。その勇気を褒め称えたいと思うのと同時に、旧統一教会の信者だけでなく、正統派キリスト教の教えを知りたい人達にも是非見て頂きたいと思う。

タイトルは過激ではあるが、それとは裏腹に、動画の中では非常に柔らかい語り口で旧統一教会の教えと本物の聖書の教えとの違いを非常に分かりやすく説明されているので、キリスト教の事を全く知らない方でも理解できると思う。

この松本牧師は、これまで旧統一教会にはまってしまった信者を何十人も脱会させたとこの動画で述べている。偽キリスト教を制するには、本物の教えを持って制する方が効果的なのである。

グルテンフリーのお勧めカレールー

近くのスーパーで手軽に入るようになったビーガン食

ここ最近、ベジタリアンやビーガンが日本でも増えてきたせいなのか、近所のスーパーでも動物性素材を使わない、小麦粉を使わないグルテンフリーの食材を結構見かけるようになった。

その一つとして、ビーガン向けのカレールーを買い、昨日、カレーを作ったのだが、これがまた美味しい!!こちらが、そのカレーです。

その名も「薬膳カレールー」。昨日使ってしまった後の写真なので、上の部分が切れてしまっているが、このような商品が手軽に入るようになってとても喜ばしいことだ。ちなみに製造者は意外と身近にある鎌倉市にある会社でした。このような商品が日本で増えてきているのも、消費者意識が高くなっている証拠でしょうか?値段は534円と少し高いのですが、乳製品はもちろん、肉や魚などの動物性素材、小麦粉が一切入っていないグルテンフリーなので、アレルギーのある人にも安心して食べられます。

また、裏面を見ると、添加物等も一切入っていない。また、白い砂糖や植物油脂を使っていない点も大変有難い。

一般的に流通している普通のカレールーには必ず白い砂糖、食用油脂、小麦粉、乳製品、着色料、アミノ酸、乳化剤など使われており、これらのルーを使うと必ず胃もたれのような症状が起こっていたのだが、このルーはそれらの物が一切入っていないので、安心して食べられるだけでなく、油が非常に少なく、さらっとしたカレーなので胃にもたれない。
また、鍋にカレーがベタっとへばりつくことがないので、お水でかけただけでも鍋の内側についいているカレーがすっと洗い流され、ほんの少しの洗剤でお鍋が洗えるので、食器洗いがとても楽である。

隠し味を入れなくてもそのままで美味しくいただける!

市販の普通のカレーを使っていた時は、隠し味を入れないと美味しく食べられなかったのだが、このカレールーは、何も入れなくてもそのままで十分美味しい。ただ、注意したいのは、ルーを入れてから長く煮立たせるとせっかくのスパイスの香りが飛んでしまうので、少しだけ煮立たせて、すぐに火を切るのが良い。

私は野菜中心の食生活に変えてから、カレーはルーを使わずにスパイスから自分で作るようになったが、面倒な時は、たまにこのような市販のカレールーを使うことがある。他にも動物性素材や小麦粉を使わないルーがあるが、今のところ、これが私の一押しである。興味のある方は、下記の楽天サイトをご覧ください。

 

 

 

 

カルト宗教に騙されないためには本物の聖書を知ることが重要

日本人はカルト宗教に騙されやすい

安倍晋三銃撃事件から早くも今日で2週間が経ってしまった。その後、それまでは「とある宗教団体」と名前を伏せられていたのが、何故か参院選挙終了後に「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の名前が浮上し、安倍氏どころか自民党、他政党とのつながりが指摘されるようになった。

この旧統一教会は、キリスト教の宗教だと言っているが、以前のブログにも記載している通り、明らかに正統派キリスト教の教えの根本から外れており、正統派キリスト団体から既に異端としてみなされている宗教である。

統一教会と政界とのつながりを今後、是非明らかにしてもらいたいものだが、これは安倍氏の祖父の代から繋がっているということ、そして秘書の派遣が実際にあったということ、自民党稲田朋美井上義行氏が集会に参加していたなどの事実などから、自民党と旧統一教会が繋がっているのは間違いないだろう。

それにしても、一般市民だけでなく、エリートと言われている人達でさえも何故このようなカルトに騙されるのか?日本人は特に多いように思うのだが、その理由として、

  • 日本人は物事を鵜呑みにしやすく、深く考えたり、疑ったりしないで、自分で調べようとしない人が多い
  • 流行に安易に流されやすい
  • 同調圧力に弱い
  • 自己主張をあまりせず、他人との衝突を避ける
  • 精神的に自立しておらず、他人に依存しやすく、他人からの評価に左右されやすい

などが考えられ、これらの要因を考えると、日本人はカルト宗教の絶好のエサなのである。

根本の原因は宗教に無関心

NHK放送分化研究所が2018年に行った調査によると、冠婚葬祭時の時だけの宗教ではなく、普段から信仰している宗教があるか、という質問に対して「ある」と答えたのはたったの36%、「ない」と答えた人は62%に上っている。一方で、アメリカにおいては、データの出典元が違うので、単純比較はできないが、2021年にピュー研究所が行った調査によると、無宗教者の割合は29%、キリスト教信者であると答えた割合だけでも63%に達し、日本とは真逆である。

私もそうだったが、日本人は生まれた時から周りに神社や仏閣、家には仏壇があるという環境で育ち、初詣には神社に行くことが恒例だったから、それが当たり前で疑う余地がなかった。人の手で造った神社や仏閣には本当に神様が宿るのか、初詣に行って賽銭箱にお金を投げたら本当に願いはかなえてくれるのか、人が死んだらどこへいくのか、というようなことも良く知らないまま、家族がやっているから、とか周りの人達がやっているからという理由で、ただ盲目的に従っていた。

私は大学生の時に正統派のキリスト教に出会ったことで、自分が今までいかに何も考えないで生きてきたかということに気づいたのだが、そのお蔭で偽物と本物のキリスト教の違いが分かり、変な新興宗教やカルトに出会うとすぐに異端であると識別できるようになった。

しかし、無宗教で自分軸を持たない多くの人達は、このような知識がないため、とても騙されやすい要素を持っている国民であると言える。自分は絶対にカルトには騙されない!!と断言する人もいるだろうが、実はこういう人こそ騙されやすいのである。それは、頭の良いエリート達の多くが信仰宗教にはまっているという事実からも分かることだろう。

カルトに騙されないためには本物の聖書を知ることが重要

統一教会の問題が表沙汰にされてからここ最近、「宗教リテラシー」という言葉を聞くようになった。「リテラシー」とは、英語で"literacy"と書くが、そもそもの意味は「読解記述力」を指すものである。それが日本では、ある特定分野における能力や知識を指すようになっているようだが、日本人はこの「宗教リテラシー」が非常に低い国民と思う。

日本の仏教にたいしても、その教義をきちんと説明できる一般市民はほとんどいないだろう。ましてや、キリスト教となると、宗教リテラシーは極端に低いと言わざるを得ない。何故なら、日本人のキリスト教信者は人口のたった1%と言われており、ほとんどの日本人はイエス・キリストは何となく知っているが、聖書の教えについては、聖書さえも読んだことがない人達があまりに多く、ろくに読みもせず批判する人が多い。

前回のブログにも書いたが、本物を知らない限り、偽物を見分けることは不可能なのである。従って、宗教リテラシーを上げるには、本物の聖書を日本人にも知って頂く必要があると思っている。そして、他の宗教も是非勉強して頂きたい。そうすることで、何が真実なのか、自分の目で確かめることができるであろう。

かく言う私も、聖書を読み始め、他の宗教とも比較した際に、やはり聖書に書かれていることが嘘だと断言できず、実際に世界の歴史を辿っても真実性が見られたため、キリスト教を信じるようになった。人それぞれ、判断は違ってくるとは思うが、これを機に是非ご自身で探求して頂きたい。

本物の聖書を勉強する場を探そう!

正統派の聖書を学んでみたいと思った方は、多くのプロテスタント教会で聖書勉強会というものをやっている所が多いので、そこに問い合わせてみるといいと思う。もちろん、キリスト教信者でなくても参加できるし、参加したからといって信仰は決して強制されないので(もちろん、献金も強要されません!)、安心して参加したらよいと思う。一番良いのが、クリスチャンのお友達が通っている教会に行くのが安心かもしれない。

また、私の方でも月1回、Zoomで聖書勉強会をやっているので、ご興味のある方は、日本全国または海外からでも無料で参加可能なので(英語しか話せない方もOK)、連絡を頂ければと思います。

 

私たちのうち、何人がベッドで死を迎えることができるのか?

いつどこ死んでもおかしくない私たちの命

コロナウィルスが始まり、これだけかと思いきや、ロシアとウクライナの戦争、そして更に追い打ちをかけるように先週の金曜日は、日本で安倍元総理の銃殺事件。前のブログにも書いたが、残念ながらこの世の中は、確実に悪化の一途を辿っている。

また、これまで安全だと思っていた日本はもはや安全な国ではない。銃による殺人は、安倍元総理が初めてではなく、最も直近では、今年の1月にあったふじみ野市で散弾銃を持った男がクリニックに立てこもった事件、2019年には歌舞伎町発砲事件、2018年には河瀨駅前や富山市奥田の交番警察官射殺事件など、挙げたら結構キリがない。

それだけでなく、政治家などの公人を狙った殺人事件は今回の安倍元総理だけではない。1994年の細川前首相の銃撃事件、2002年の石井紘基衆議院議員の殺害事件(こちらは銃ではなく、ナイフによる殺人であるが)、2007年の長崎市長の銃殺事件など、戦後だけでも政治家などを狙った様々な事件がある。日本は既に銃社会になっているのだ。

ただでさえ地震や洪水などの自然災害が頻繁に起こり、秋葉原であったような無差別殺人事件、テロ事件が多発するようになった今の日本で、果たしてどのくらいの人達が病院または家のベッドで最後を迎えることができるのだろうか?今後の世の中の動向を考えると、ベッドで死を迎えるよりも、むしろ災害やテロなどで突然命を奪われる人たちが今後ますます増えてくるのではないかと思われる。今回の安倍元総理銃殺事件は、そのことを確信させるような出来事だったように思われる。

自分の命は自分でコントロールできないという事実

キリスト教の死生観を持たない日本人の多くは、何かと死という話題を避けがちだ。にも関わらず、自分たちが死後、どこへ行くのかということも多くの人達は確信を持てないでいる。人間は死後、どこへ行くのかについては、また別途お伝えしたいと思うが、人間はいつか必ず死ぬ、死んだらどこへ行くのか、という現実に目を背け続けているため、自分の死はまだまだ先だ、考えたくもない、という思考に無意識に陥ってしまっているかもしれない。

人間は、自分の職業や住む所、結婚相手など自分で選ぶことができるので、自分で何でもコントロールできると思いがちであるが、その根本である命については、何のコントロールもないのだ。ここだけは神の領域であり、従って、自分の死期については自分自身でさえも分からないのだ。そういう意味で、人間は自分で人生をコントロールしているつもりでも、究極的には神によってコントロールされている、ということに気づいていない。

このことに気づいて生きている人達は、1日たりとも無駄に過ごしたりはしない。自分の命が明日まであるとは誰も保証できないからだ。虚しいことや悪いことには手を染めず、1日1日その日するべきことに集中して精一杯生きることができる。

神を怖れ、死を恐れずに生きる毎日は素晴らしい

死を恐れずに生きるとどういうことが起きるか?それは、自分がいつ死んでも後悔がないということだ。私はまだ歳を取っていないし、やりたいことはまだ沢山あるものの、私が死ぬ時は神様にとってベストなタイミングなので、やり残したことがあっても全く悔いはない。むしろ、天国という最高の場所に住むことができるので、楽しみで仕方ない。

いつ自分が天国に行けるか楽しみで仕方ない状態になると、このような先行きが分からない世の中になっても、たとえ自分が地震などの災害に遭っても日々希望を持って生きることができるのだ。

特に今の世の中、物価も上がり、賃金も下がって生活が徐々に逼迫している中で、戦争や事件、災害などが次々と起こると、多くの人達は夢や希望も持てず、委縮してしまうのではないかと思う。生きる勇気、というのは、これからが本当に試される時なのかもしれない。ここで、私たちがどのような行動が起こせるのか、それによって、どんな状況下においても充実した人生を送れるのか、送れないかの分かれ道になるのではないかと思う。

 

 

安倍元総理が関わっていた統一教会 ~これは異端キリスト教です

安倍元総理が銃殺により逝去されました

参議院選挙を控えた2日前、安倍元総理が奈良での街頭演説中に突然、銃殺された。たまたま、私はその時間帯にYouTubeで偶然にも発見、その後もリアルタイムで追っていたが、同日の5時3分に逝去されたことを聞き、大変ショックを受けた。

私は安倍元総理の支持者ではなく、森友学園加計学園、さくらを見る会などのスキャンダルがとても多く個人的に疑問を感じていたが、このようなことは決してあってはならない暴挙である。遺族の方には心よりお悔やみ申し上げたい。

安倍元総理と統一教会との関係

41歳の山上容疑者が逮捕されたが、真相が徐々に明らかになってきた。彼の母親が統一教会の信者で多額の献金をし、家庭を崩壊した恨みで、統一教会の支持者である安倍元総理を殺害しようという思いに至ったようだ。

安倍元総理と統一教会の関わりは以前からネットニュースで出ていたので、最初の奈良警察庁の記者会見で「ある宗教団体」と言った時に、私の頭の中では既に「統一教会」という名前が浮かんだ。しかし、それがどの宗教団体か公でまだ明らかになっていなかったので、今日までこのブログの投稿を控えていたが、今日、それが統一教会であることが判明されたのだ。

今日の統一教会による記者会見では、安倍元総理は統一教会の信者ではない、と言っているが、統一教会のイベントや合同結婚式にメッセージを送っており、実際にその画像もネットで見れるようになっている。通常、このような重要なイベントに要人を出すということは、彼がその信奉者、支持者でない限りあり得ないことだ。

自民党内で統一教会に関わっていた政治家は安倍元総理だけでなく、萩生田議員や中川雅治議員も関わっているようだ。他にも自民党内で統一教会の信者がいる可能性はある。日本の与党は創価学会がバックになっている公明党も深く関わっていることから、日本の政治は残念ながら、カルト宗教が深く関わってしまっているのである。

統一教会は異端キリスト教

日本人の多くはキリスト教のことを深く知らない人が多く、エホバの証人モルモン教統一教会キリスト教の教会の一つと思っている人達が多いかもしれないので言っておくが、これらの宗教は、正統派キリスト教からは、聖書の教えからことごとく離れており、はっきりと異端とみなされている。Wikidepiaに、どのような宗教が異端と見なされているかがリスト化されているので、下記にアクセス頂きたい。

このページの下の方を見て頂くこと分かるが、異端宗教がこんなに沢山あるのです!ですから、正統キリスト教を知らない多くの日本人は、簡単にこのような宗教のカモにされやすいのです。

正統派キリスト教と異端の見分け方

下記は、キリスト教をベースとしている青山学園のホームページからの抜粋だが、「キリスト教」と名乗る異端宗教団体について以下の注意が書かれている。

キリスト教は、あくまでも個人の主体的決断を尊重し、強制的手段に頼ったり、自分達の名前を隠して勧誘したり、理性的判断を鈍らせるような手段を一切否定します。また、指導者の考えを一方的に押し付ける権威主義や、感情にのみ訴える熱狂主義も、聖書では厳しく批判されています。

つまり、異端キリスト教やその他のカルト宗教では、以下のような行為が頻繁に見られます。ちなみにこれらは、一見「正統派」とみられる普通の教会でも実際にありますので、要注意です!

  • 宗教に入信するように執拗に勧誘してくる
  • 献金を要求される(金額の大小に関わらず、要求されれば要注意です)
  • 他人へ伝道することが徳を積むことだと教えられ、強制的に伝道させられる
  • 教会の活動に時間を拘束され、家庭を崩壊させる
  • 将来の進学や進路、結婚相手、就職先などを勝手に決められる
  • 指導者が唯一の神であると言われ、絶対であると教えられる
  • 指導者に対して逆らう人達が突然いなくなる(オウム真理教でありましたね)

などなど、普通に考えてどうもおかしいな、と思うものは全て疑うべきです。

偽物を見破るには、本物を知ることが必要

しかし、素人では本物と偽物を見破ることができず、気が付けば洗脳されていた、というケースが多いのではないかと思います。正統派のキリスト教を信じている多くの人達が何故、このような異端の宗教に騙されにくいかと言うと、本物の聖書を良く知っているからです。

これは良く聞く話ですが、偽札を何故見破ることができるかと言うと、本物のお札を何度も何度も見ているからです。偽物を見ているからではありません。偽物を知るには、本物を知ることが大事なのです。

ですから、もし本物のキリスト教の教えを知りたいな、と興味を持たれましたら、近くの本屋さんの宗教コーナーで普通の聖書を購入して是非読んでみてください。私がお勧めの聖書は、新改訳の聖書です。(ちなみにこの聖書は、2,640円です。3000万円もしません!)

 

その他、聖書には新改訳の他に新共同訳や口語訳があり、それぞれ日本語訳が若干違いますが、こちらの新改訳2017が最も新しい訳になります。

日本でキリスト教が浸透しないのは、クリスチャンが魅力的ではないから

「クリスチャン」という言葉が嫌い

(注:上記の写真は、本文と関係ありません。)

私は、神は唯一であり、イエス・キリストをこの世に送った神であると信じるクリスチャンだが*、そもそも私は「クリスチャン」という言葉が嫌いである。

それは何故かと言うと、「クリスチャン」の言葉自体が自分が神に選ばれたという選民思想が漂っており、クリスチャン以外の人達とかけ離れた何か別の胡散臭い気がするからである。なので、私は英語ではよく"I am a Jesus follower"という言葉をよく使う。

しかし、日本語では便宜上、「クリスチャン」という言葉を使った方が分かりやすいので、ここではその言葉を使うことにする。

*注釈:これを一般的には「プロテスタント」と呼ぶが、イエス・キリストが私たちの罪をために十字架にかかって3日後によみがえったことを信じていればカソリックプロテスタントもない。教派は人間が勝手に作ったもので、神様が作ったものではないからである。但し、統一教会とかエホバの証人モルモン教など、キリスト教と言いながら、実は聖書の本来の教えと乖離している異端があるので、それらは正統派のキリスト教とはみなされていない。

キリスト教が大嫌いだった大学時代

私は大学3年生の時に神様を信じるようになったが、それまでは全くの無宗教、その当時はオウム真理教や、モルモン教の学生達が町を結構ウロウロしていたり、エホバの証人の人達にしつこく街頭で声をかけられたりしていたので、宗教は大嫌い、その中でもキリスト教は特に嫌いだった。

何故、私がキリスト教をここまで嫌っていたのか、それは日本人のクリスチャン達を見ていると、何だか暗そう、規則や教会関連の活動が多くて色々なことで縛られていそう、律法的、楽しそうでない、閉鎖的、といったネガティブなイメージしかなく、かと言って表面的にはさぞ幸せそうに、私は大丈夫よ、と取り繕っている「偽善者」が多いと感じていたからです。

私は絶対に一生、彼らの仲間にはなりたくない!!

そう思っていました。

聖書を読むようになったきっかけ

大学に入学してから、卒業後はアメリカ留学を狙っていた私としては、とにかく英語を磨きたいと思って、英語サークルに入りました。当時は、20代後半くらいのアメリカ人宣教師と30代の日本人宣教師の方が主体になって皆で集まっていました。今思えば聖書研究会のようなものだったと思いますが、それを前面に打ち出さず、どちらかと言うとイベントや合宿などレクリエーションが主体の超ゆるいサークルだったので、聖書は教養程度に知っておく程度で、英語が勉強できて、仲間ができればいいや、という軽い気持ちで参加しました。

当初の私は、ネイティブから英語を直接学びたかったのと、一人を除いて参加者全員がクリスチャンではなかったので、気軽に参加できました。また、聖書を勉強している時も、押しつけも何も全くなく、時には聖書から逸脱して、別の話題になったり、突拍子もない議論に発展したことも結構あったので、議論好きだった私にとっては、結構楽しく参加できました。

それでも、クリスチャンに対するネガティブなイメージはずっと持っていたので、聖書を学んでも、絶対にクリスチャンだけにはなりたくない!、と思っていました。

クリスチャンに対するイメージが変わったきかけ

それは、アメリカの学生達のクリスチャンの団体CCC(Campus Crusade for Christ)が夏の間、大学にやってきて、私達のサークルに加わった時からでした。日本人のクリスチャンとは違い、彼らがあまりに普通(?)の大学生で、その辺の普通の大学生と全く変わりなかったので、私はすぐに彼らの何人かと友達になりました。

彼らは本当に普通の人達だったのですが、唯一、日本人クリスチャンと違うところは、イエス・キリストのことを堂々と、かつ自信と確証を持って話していたことでした彼らの中には、日本人の中で多いいわゆる「忖度」というものはありません。非常にストレートに話してくれるので、それが私にとっては良かったようです。これがもし、オブラートに包んで話たり、相手の顔色を伺いながら話をされていたら、私は即座、彼らも偽善者の仲間だと思い、去っていったことでしょう。

また、彼ら一人一人は、人間的にも非常に魅力ある人達ばかりでした。そんな経験を通して、私のキリスト教に対するネガティブなイメージが徐々に溶け、大学2年生を終わりには聖書を家でも読むようになり、1年後に信じるようになったのです。

日本人のクリスチャンで魅力的だなと思う人が少ない

その後、私は国際ロータリークラブからの奨学金を得て、アメリカの大学でMBAを取得後、9年間アメリカで働くことになりました。その間に多くの素晴らしい友人やクリスチャン達とも知り合いになりましたが、日本に帰国した途端、そのような素晴らしいクリスチャンにほとんど会うことがなく、逆カルチャーショックに苦しんでいました。

幸い、東京で尊敬できるアメリカ人牧師夫婦に出会うことができ、その教会のメンバーになりましたが、未だにアメリカで滞在していた時ほど多くの素晴らしいクリスチャンの友人には出会えていません。これは、そもそも日本人らしくない私自身の性格もあるかもしれませんが。

日本でキリスト教が浸透しない理由

これは、多くのキリスト教信者の中でも、教会の間でもしばしば話題になっていることですが、私から見ると、これは一言でいえば、日本人クリスチャンが魅力的ではない、からだと思います。

ある人が別の人と友達になりたい、お付き合いしたい、と思うのは(金目的は別として)、その人には何か惹きつけられる、自分にはない魅力があるからではないかと思います。それと同じで、クリスチャンになりたくない、キリスト教には興味がない、と思うのは、クリスチャン自身があまり魅力的ではないからではないでしょうか?

私が多くの日本人クリスチャンを見て残念だと思うのは、多くの人達が自分はクリスチャンであることを隠していること、そして、キリスト教を自ら進んで他の人達に伝えようとせず、自己満足で完結してしまっていること、そして日曜日だけ教会に行って”クリスチャン”になっている「日曜クリスチャン」が多いこと、など、何故かコソコソしているような雰囲気があり、同じ仲間として見ていて嫌になることがあります。

こんなことを話すると、クリスチャンの人達から文句をいわれそうですが、突き詰めてみると、多くのクリスチャンは神様を体験していない、精霊の大きな働きを経験していないからではないかと思われます。

未信者の読者がこれを読んで胡散臭いと思わるかもしれないので、これについては、また別途で話したいと思いますが、神様を体験した人たちは、キリスト教を大胆に語れずにはいられなくなります。そのような人達が日本ではあまりに少ないので、結局、日本ではキリスト教がなかなか広まらないのではないかと強く感じています。