Keiko's Yokohama Journal

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エリザベス女王の死去について思うこと

女王の生涯にふさわしい荘厳で格式高い葬儀でした

エリザベス女王が9月8日に逝去され、19日には葬儀が行われた。個人的に私はイギリスとの接点はなく、エリザベス女王のこともほとんど知らなかったが、色々調べていくうちに、彼女の人柄や功績、また、同じイエス・キリストを信じるクリスチャンでもあったということが分かり、一気に親近感を感じました。

何故、もう少し早くに彼女のことを知らなかったのだろうか、と思ったのですが、この歴史的瞬間を見るため、葬儀が始まる前の日本時間の夜6時半ころからネット配信を通して、最後まで葬儀を拝見しました。女王にふさわしい、とても品格高い荘厳な葬儀でした。

教会では讃美歌や聖書の引用句が述べられ、私は幸いにも英語も分かるし、聖書の知識もあるので、その内容が理解できたので、まるで自分がその場で葬儀に参加しているような感覚に陥りました。聖書の知識があり、英語もできると、通訳なしでも理解できるのは何と便利なことか、と神様に感謝しました。今回のネット配信では日本語の同時通訳も解説もなかったので、多くの日本人の視聴者は理解できなかったのではないかと思います。

トラス首相の聖書朗読は全人類への神からのメッセージ

その中で、トラス首相が読み上げた聖書箇所は、聖書の有名な箇所、ヨハネ福音書14章の1節~7節でした。クリスチャンでこの箇所を知らない人はほとんどいないかと思います。その聖書の箇所を日本語訳で下記に記しますが、実はこれ、私たち人類全員に充てたメッセージであるのをご存じでしょうか?

「1. あなたがたは、心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。
2. わたしの父の家には、住む所がたくさんあります。そうでなかったら、あなたがたのために場所を用意しに行く、と言ったでしょうか。
3. わたしが行って、あなたがたに場所を用意したら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしがいるところに、あなたがたもいるようにするためです。
4. わたしがどこへ行くのか、その道をあなたがたは知っています。」
5. トマスはイエスに言った、「主よ、どこへ行かれるのか、私たちにはわかりません。どうしたら、その道を知ることができるでしょうか。」
6. イエスは彼に言われた、わたしは道であり、真理であり、命なのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。
あなたがたがわたしを知っているなら、わたしの父をも知ることになります。今から父を知るのです。いや、すでにあなたがたは父を見たのです。」

日本のサイトやYouTubeの切り抜きを見ると、何故か5節で切れており、6節と7節がカットされているのが多いが、これは彼らが理解できなかったのか、内容に抵抗があったのか、認めたくなかったからカットされたかの可能性が考えられます。

この文章の前半では、イエス様は天国の描写をしています。イエス・キリストを信じた人は、このように神様があらかじめ用意した素晴らしい場所を私たち一人一人に対して用意しているということなのです。何と素晴らしいことでしょうか!それに対して、イエスの弟子のトマスは、イエス様が一体なんのことを話しているのか理解できず、それがどこなのか、私たちもどうしたらそこへ行くことができるのか、という質問をしています。

それに対して、6節では、イエス様ははっきりと、イエス様自身が道であり、真理であり、私たち人間の命そのものだと断言しています。そして、イエス・キリストを信じなければ、誰一人として天国に行けない、とはっきり述べています。

これがおそらく、多くの日本人に馴染まないだろうからカットされていると思うが、実はこの部分が私たち全人類にとって最も重要な箇所なのである。そう、イエス・キリストを信じなければ、ヨーロッパ人でさえ、アメリカ人でさえ、日本人でさえ、誰一人として天国には行けないのである。

あなたは自分が死んだ後、どこへ行くのかはっきり分かっていますか?人間は誰一人として、自分がいつ死ぬのかは分かりません。いつそれが来てもいいように、私たちは普段から準備しておかなくてはいけません。死んでからでは遅いのです。

エリザベス女王キリスト教信者として人々に大きな影響を与えた

私には日本に住んでいるイギリス人の友人がいるが、その人もクリスチャンで、エリザベス女王キリスト教の信仰の面でも愛を実践し、多くの人々に信仰的な影響も与えた愛の人だった、と言っていました。

確かに彼女のクリスマスメッセージなどを聞くと、ところどころでイエス・キリストのこと伝え、神に信頼して人生を生きることが唯一の道である、とはっきり信仰告白もしている。そして、キリストの弟子として、信仰生活を実践されたのである。きっと彼女は、多くの人達にイエス・キリストのことを知ってほしいという思いがあったから、このように積極的にメッセージを発したのであろうと思う。でなければ、通常は宗教のことは隠し、自分の中だけに留めておいておいたに違いない。そこに彼女の人々への愛を感じるのだ。だから、彼女は多くの人達から愛されていたのであろう。

天国でエリザベス女王に会えるという楽しみ

彼女がクリスチャンであると分かった瞬間、私の心は踊った。何故なら天国で会えるという確信があるからだ。個人的には一度も会ったこともなかったが、天国では無制限に会えるのだ。しかもテレビやネットを通してではなく、生身の人として。これは何と素晴らしいことだろう。

イエス・キリストを信じると、天国では私たちが考えられないような、想像をはるかに超える素晴らしい世界が待っているのだ。この事実を、一人でも多くの人に知ってもらいたくてこのブログを書いていることもあるが、今回、このページをたまたま見た人は、何かの偶然ではなく、神様が導かれたのだと思うので、これを機に、一度自分の死後のことについて真剣に考えてもらいたい。そしてその答えを探すためにも聖書を一度読んでもらいたいと心から願っている。